横井 信のお気に入りの歌一覧
び わ
朝顔がお疲れさんと声をかけ 暑さの中に美しき花
7
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三條
愛されぬ理由並べて傷ついてそれでも安心するんだろうね
2
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三條
本当はきれいな森にすんでいるきれいな声の鳥になりたい
6
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つばす
雷神が暴れる頃は梅雨末期 もうすぐ聞こゆ祇園ばやしが
3
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うすべに
重い風 灰色のそら雨の間に香りあざやかくちなしの花
8
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滝川昌之
夏掛けを足に挟んで寝返りの妻の寝汗のまだ艶っぽく
14
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ななかまど
旅先の同宿したる旅人にわれにないもの探しておりぬ
11
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音蔵 雅秀
窓開くも風の通らず蒸し暑き 梅雨もあけぬに夏日つづくや
3
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へし切
花よりも 白き葉目立つ半夏生 夏の日白し 思いも白く
7
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ガビー
バイバイと傘を振り上げ呼び交わす 梅雨の晴れ間の横断歩道
8
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舞
みどり葉の繁る木洩れ日いち葉の虫食い朽ちしわくら葉の色
6
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茂作
初夏の湖畔の宿の夕燈り ふたたび君と見ることありや
12
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び わ
バンジーが道路隙間に花咲かす植物強しどこでも根張り
4
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夕夏
だれにでもひみつがあるとおもうからしらないことがあってのふうふ
2
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夕夏
りょうじゅうのきょかはりょうけんくんれんとしいくかんりができるひとへと
1
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仙人の弟子
千年後 我が家の庭に立つ人も 月を見上げて歌を詠みなん
6
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うすべに
草いきれ むせる暑さの芦原にどこか楽しげつばめのおしゃべり
8
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灰色猫
棺へと納めるはがき探しをり従兄が残した心のかけら
12
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灰色猫
仏壇の菊がひとひら舞い終えるいずれ私もこの花になる
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ななかまど
放棄地にタイヤが一つ捨てられて黒が縁どるなかの夏草
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