石川順一のお気に入りの歌一覧
なかしぃ卿
真っ直ぐに歩き疲れて横道に逸れて知りたる蜜の味かは
13
もっと見る
藍子
捨てること出來ないドライフラワーは終わった戀の痛い思い出
5
もっと見る
灰色猫
傷痕を隠さず生きる刻まれたこれも私の一部であるから
27
もっと見る
もも桜
秋の空青一面の廣がりに白の繪の具で描く未來を
11
もっと見る
桜枝巧
涼風に傾くぬるき硝子水 最後の一滴、秋が来てゐる
5
もっと見る
なかしぃ卿
道端で小さき秋を見つけたり持ち帰らずにそっとしておく
8
もっと見る
千映
秋空が驚くばかりの洗濯が見る見る乾く鼻歌が出る
11
もっと見る
たけくらべ
人恋はば身に沁む秋の風さへも堪へ忍ばるる心地こそすれ
15
もっと見る
もなこもち
このパンの賞味期限が今切れた午前零時の台所にて
7
もっと見る
灰色猫
枯れ果てた心に種を植えましょう新たな歌が芽吹きますよう
18
もっと見る
舞
酔い果てて名呼ぶも虚し告げるべき言葉ひとつも思い出のなか
13
もっと見る
たけくらべ
行く秋を忍びて今日のきぬかけの紅葉の径に雪は降りつつ
20
もっと見る
舞
鍵盤の白きに触ればひとつ音の指に冷たき秋の日の色
12
もっと見る
コーヤ
黄金に染まるアカシア並木道暮れゆく闇も明るく光る
22
もっと見る
灰色猫
傷つけて傷つけられて分かち合う事もできずに孤独な手の平
19
もっと見る
リクシアナ
白秋の紅葉にふかき朝霧の静寂をひとり行く木染月
27
もっと見る
コーヤ
言の葉に込めた生命を紡ぎ詠む心の絆は繋がれていく
25
もっと見る
コーヤ
花を見て触れて語らう道すがら心の通う花を探して
23
もっと見る
灰色猫
純粋に研ぎ澄まされた音だけが残されたのち森閑となる
18
もっと見る
灰色猫
海風に背中を押され揺れながらメーヴェは駆ける夜の腐海を
15
もっと見る
[1]
<<
2309
|
2310
|
2311
|
2312
|
2313
|
2314
|
2315
|
2316
|
2317
|
2318
|
2319
>>
[2319]