白川剛のお気に入りの歌一覧
まるえふ
過去からの僕の手紙はキラキラで一方的に前向きだった
9
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浅草大将
一つ目のたつかと見れば年ふりて切れ味悪きだてのまさ宗
9
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舞
妻独り吾れを待ち居り酔い帰る愚痴も言わずに今日を語らう
18
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恣翁
脂臭き 庭の蘇鉄は 裏山の 蝉の声にぞ 埋もれゆくなる
13
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ケンイチ
唯一つ心の友なる寂しさと騙り合ひゆく闇路をけふは
14
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紫苑
ねつとりと湿気まつはる雨上がり職安を訪ふ背の重しも
12
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まるたまる
カラカラと毎年同じ音を立てグラスの盛夏カルピスを飲む
14
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浅草大将
ゆく夏をつくつく惜しと鳴く蝉の声も微かに秋を告げつつ
31
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あそびくも
冷やさうめん居並びすする暮らしこそ押し並みなれどなほ愛しみけれ
19
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粕春大君
夏の夜はやがて明くると知りながら月まつが枝にほととぎす鳴く
25
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白亜
もう一度この場所からはじめましょう。今うまれた歌のまばゆさ抱いて
16
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紫苑
「また逢ひに来ました」と見上ぐるひとの唇応へざりはつか開くも
9
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光源氏
夕さればそぞろ震ひし女郎花袖にあまるる戀のむらさめ
7
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七色コイン
友は言う「心病むから詠える」と 僕もそうだよ 及ばないけど
13
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浅草大将
ゴキブリのごとく叩かれ潰されて外注ゆゑに人ならずやも
12
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恣翁
礎石のみ 空しく残る 楼の跡 赤枯れし苔 雨に蔓延る
21
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まるたまる
会社では窓際だよと笑ってる貴方はわたしのプリンスなのに
9
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紫苑
忍びぬは同性ゆへと言ふ友のふとよぎり来る手術日の朝
7
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ケンイチ
旅立ちのこころを決めし夕空は仄かに赤み日暮しの鳴く
17
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あそびくも
松の葉のいつともわかぬ人なれどふと驚かす晴れ衣の君
9
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