ゆうくんのお気に入りの歌一覧
紫苑
熟み割れて崩るるきはの果実こそ孕める種子の狂ほしくあれ
5
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紫苑
振り向かぬ背と我とを隔つかにゆゑなく白き六花散りける
5
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詠み人知らず
土少しもたげて福寿草ほころびぬあたかも節分の光集めて
5
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舞
白鳥の声遥かなる津軽野に聞く人も無く雪降り止まず
11
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聴雨
淡雪に似てさりげなき君の言ゆきげとなるも心に積もる
10
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紫苑
ひと晩で消えてしまった雪の上あなたを辿る足跡はない
17
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あき
よく聞いて わたしこれから出てくけど5秒以内に追い掛けてきて
28
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恣翁
紛々と 降り頻りたる初雪は 烟立てたる 川面に消ゆ
21
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栞
冷え冷えとした部屋にふたり正座して夜と沈黙深まってゆく
6
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恣翁
久里浜の蛸を肴に 吟醸の 馥郁たるを 味はへるかな
17
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蓬法院
白鳥のつめたき羽根に光さし野の雪さえも手のひらで溶く
5
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紫苑
つねならぬもの息づけり消し灰を蝶ともまがふ薄明の淵
13
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聴雨
花びらにたしかに結ぶ露ひとつこぼるる如し恋ごころとは
13
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光源氏
ゆれまどふ波間の船のあと絶えてあかずながむる夢のかげろひ
8
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詠み人知らず
お互いに日々少しずつ老いながら 行ってらっしゃい お帰りなさい
112
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かなざわゆきお
雲分けて昇る朝日に手を合わす新しき年いよいよ始まる
10
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聴雨
遠つ方思ひ届かぬ宵ふかく祈りのごとくまぶた閉じなむ
9
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恣翁
目の前の児を慰めに 安らぎて 妻と向き合ひ 壺酒傾けむ
24
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光源氏
人しれず思ひそめしか春の夜の初瀬の山にひびく鐘の音
13
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恣翁
花活けの 黄金目貫に 釜滾る 宵の点前に 凩の吹く
22
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