恣翁のお気に入りの歌一覧
ケンイチ
不味いとか言えない夜もまた良いさ焦がしたと泣く君の背中に
8
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つやはき
脳内で仮想世界が駆け巡る遠心力を感じる夕べ
4
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紫苑
うまごやし傾ぎ戦げる青年の形なき胸に風のなぐさみ
18
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おおみはじめ
出勤の朝の扉はひらかれて梅雨のあわいの晴れ間つめたし
15
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三沢左右
カーテンを薄くすり抜けほの明かく蛍光灯と交じりあう 朝
18
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こはぎ
キスをする時は眼鏡を外しててガラス一枚の距離がさみしい
6
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詩月恵
君と見た未来をわたし歩いている君の知らないひとと手つなぎ
9
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武田シンノスケ
どげんしてん聞くに堪えぬは流行歌愛だ恋だと「好き」の連発
8
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ベイジー
曖昧に 浮きつ沈みつ心でも 強く歩いて行こうと思う
9
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きりあ
少しずつ優しくなれるつぶやきを拾い集めて詩集をつくる
24
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トノゴジラ
くも膜下三途の渡し見て来しか蘇りし母の笑顔無比なり
3
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かなざわゆきお
月曜が休みのきょうはいろいろとやること多くわくわくとする
8
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みやこうまし
梅雨空の黒き水面の鴨の川底にきらめくはやの銀線
11
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白亜
あいまいに現を過ごすな 警告を 発するように斜め雨、降る
6
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詠み人知らず
雨間なき雲に失せにし空の色落ちてや宿るあぢさゐのあを
6
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詠み人知らず
ぱしゃぱしゃと水たまり駆ける君のよう 庭先に来る蛙の響き
4
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お菓子
白いシャツ洗濯したらしわしわで爆笑しつつなかなおりした
4
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聴雨
何もかも消し去るほどに潔くただ降る雨の心さぐりて
16
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おだ
霜月の夜はあたたかき酒酌まん草のみどりの春とほくして
7
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紫苑
懐しき声くぐもれば携帯のさきにしとどの雨にほひけり
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