詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
片井俊二
国民に寄り添うなどと言い放つ二枚舌用マスクが二枚
4
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名鈴
恋知らぬ かたき乙女か 折らせじと 棘を構ふる 白き野茨
15
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蔓葵
雨近き雲井やうすき夏の夜の空おもげなるおぼろ月影
9
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KEN
低き月 瀬音包めば 時鳥 宵渡るかな 短夜惜しみ
9
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名鈴
藪枯らし 離れよ汝の 縋る木も 立ち栄えたき 生活ぞある
9
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ななかまど
来る夏を透視したとき現し身は緑の田波吹きぬけてゆく
7
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滝川昌之
ラベンダー梅雨無き北の大地よりその香届けよ蒸し空に乞う
15
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ケンイチ
ほんのりと今宵は語らず見守りてもうすぐ丸になる月あかり
6
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KEN
青霞 呂律も漫ろ 時鳥 樺の神々 振る舞ふ酒に
6
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横井 信
ただ過ぎる人の流れに夏草のしげみは揺れる風のふるさと
12
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ryotak
セシウムをシアン鉄錯もてからめ 今も処理する福島の水
6
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ryotak
アフガンの流れのほとり行く医師のユンボに乗りて頭首工掘る
4
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名鈴
ふるさとの 螢の便り 届きしに 狩りたき心地 逸りて止まず
5
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名鈴
蛇の目は 夜に光りて 螢かと 見紛ふらむと 子威しけりな
9
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寝惚亭奥地新吾
ウェリントンタイプの透明セルメガネ休日使用毎日がオフ
2
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逢坂の人
頼めども伊香保の山の嶺に生ふるまつをながめて年はふりつつ
4
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逢坂の人
あしひきの 山背の小菅 さ根延えど 人には告げず 我月待つと
4
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ケンイチ
音のない花火のごとき外つ国の雨の便りをひらく夕ぐれ
8
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滝川昌之
飛来するコマドリ見ては心病み護岸工事に伐採の木々
14
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普徳亭大崇
月々に 月見る月は 多けれど 一期一会の ストロベリームーン
4
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