恣翁のお気に入りの歌一覧
リンダ
生きる意味など考えず食べて寝て働くことを繰り返す日々
7
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紅桜
カクテルのグラスに沈むさくらんぼキスの形にくちびる寄せて
5
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只野ハル
母をデイケアに預け外来のベッドに横たわる父の傍で
3
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楓
詩仙堂初夏の庭にくちなしのかほり漂う白き花びら
9
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撫子
初任給 家族にワインをプレゼント母からメールで「仏壇に飾りました」
7
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詠み人知らず
君からの 告白以来 間違った 方位を示す 心の磁石
10
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ねずみ
すべて灼くメギドの光降り注ぐ天の怒りが如き太陽
4
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ヨクサル
悲しみより切ないほうが辛いって声押し殺し泣いたあの日
5
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高島津 諦
ひとつだけ昔と違うことがある忘れることを怖いと思う
4
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ほたる
準備なくサンダルはけばつま先に桜貝咲く爪欲しき夏
16
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只野ハル
2本目のロング缶を開ける前に洗濯物を干すことにした
7
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みやこうまし
漱石は「行人」なりと自照せりすれ違う中の孤独にひたり
13
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舞
すれ違う夏の女性の香も清く輝く脚の健やかにして
7
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半格斎
花散らし針槐の木さむざむと葉々をふるはせ梅雨空の下
12
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光源氏
子を載せて馬車は野を行く山を行くやさしき風が眠りを誘ふ
13
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まるたまる
呼び方が苗字から名に変わった日三年越しの夏至の日でした
21
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葉月きらら☆
誰にでも優しい人はその武器で人を魅了し泣かすを知らず
7
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ねずみ
赤子抱き ゴミだすパパの 周りには人妻群れて お株も上がる
2
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横雲
優しくも扇の風に袖の香ぞ昔のままに匂い立ちつも
5
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みやこうまし
冷泉家の白き土塀にいざなわれ定家しのびて門前に立つ
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