詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ケンイチ
あじさいの花は孤独のクラスターだから雨に似合うのだろう
7
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夢士
夜の街静かに更けて月の出づいつしか暦は水無月となる
9
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ryotak
裾濡らし駆け上ぐ山に松二本、波引く末にしぼる潮水
6
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ryotak
移り気なかたと知りつつ袖つかむ。破局待つとて線ぞ越さじや
3
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やまざくら
鈴蘭の 香を纏ひこし この夕べ 君のみ後を 夢に歩まむ
8
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名鈴
鐘の音の よく聞こゆると 雨兆す 昔の人は 耳の疾きかな
12
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名鈴
硝子瓶 氷砂糖と 青梅を 詰めて待つだけ 夏味果蜜
14
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青緒
多分僕、あの人のことが好きなんだ 「多分」と心を盾で覆って
10
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青緒
このままでいいと嘯く水底で 光はたゆたう遥か水面に
6
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青緒
玄関にまた一つ増えたビニール傘 あなたに言えない想いに似ていた
5
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青緒
諦めの鋏を右手に 膨らんだ恋の蕾の前で立ち尽くす
12
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ryotak
安芸の地の火帯びる蝶は誰ゆゑに乱れ舞へりや。われならなくに。
6
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名鈴
月よりも 雨を恋ふるか 紫陽花は 良げに濃く見ゆる 朝の花びら
13
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名鈴
僻目なし 翡翠こそは 夏の日に 煌めきて飛ぶ 青き宝玉
10
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名鈴
蝶舞はば 茨も花を いとど増し 薫る蔓にて 絆さむとす
8
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ケンイチ
許可を得たスワンのみ解き放たれて残り半分日光浴す
6
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ryotak
略しては、ジエチルジチオカルバミド、DDTCピコ太の如し
2
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横井 信
心地よい風に吹かれて梅雨前の晴れ間におもう夏のこれから
12
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KEN
立ち枯れて 姥の姿の 鬼野芥子 輪廻の風を 日盛りに乞ふ
11
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西村 由佳里
傷ついてそれでも優しくできたとき大人になれたと月に笑った
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