恣翁のお気に入りの歌一覧
トノゴジラ
何君といるとドキドキするのよとつぶやく娘に親もドキドキ
2
もっと見る
白亜
波音に耳を傾け歌人は 内なる海を抱いて生きる
14
もっと見る
ゆうくん
蟹のみが 友なりし日の 思い出は 川底にまだ 夢をみるらん
4
もっと見る
ゆうくん
夏の雨 降る日は 家に遊びくる 蟹は我が家の 懐かしき友
4
もっと見る
原 沙良葉
食っている食っているのだ父母の愛も時間もたぶん命も
13
もっと見る
舞
身を屈がめ便器を洗う人のあり一隅照らす人の尊く
4
もっと見る
舞
蝉時雨途絶えてみれば夕焼けの消え行く空に風鈴の音
11
もっと見る
まるたまる
今日もまた心魅かれる月の色君ならこれを何色と言う
12
もっと見る
葵の助
お義母さんそちらの書棚に我が夫取扱説明書ないですか
1
もっと見る
ゆうくん
風のみが ささやく川の 水音に 戯れ消えた 蟹の足音
2
もっと見る
光源氏
夏の夜に光かがやく白き川みちびきたまふ天の浮舟
7
もっと見る
光源氏
今宵また草葉の蔭に風は吹きかかる無常の儚さを知る
8
もっと見る
透子
月代の清けきひかりに呑まれつつ夜の天幕に星は眠れり
4
もっと見る
くぼ
地下鉄の車内に迷う蛾の孤独それでも光目指す他なし
6
もっと見る
蕗子
ささがきの牛蒡さらした水をとりほの紅き色見せるあてなく
8
もっと見る
紫苑
あふのけに身を任せゐる猫を抱き初蝉を聞く夕端居かな
15
もっと見る
まるたまる
悲しみを吐き出せばいい喜びは自慢すればいいよ「おかえり」
13
もっと見る
七色コイン
涙など流さぬ僕も 寂しさは 日毎に募る 「ごめん、ただいま」
75
もっと見る
葵の助
子のパジャマ剥ぎ取り洋服着替えさす 忙しい朝黒衣のように
4
もっと見る
透子
蝉の音の聞こえぬ木陰で目を閉じる世界に独りと感じる夜明け
2
もっと見る
[1]
<<
2255
|
2256
|
2257
|
2258
|
2259
|
2260
|
2261
|
2262
|
2263
|
2264
|
2265
>>
[2559]