恣翁のお気に入りの歌一覧
けにちん
泣きながら世界で一人の一員になれたこの日に笑顔で感謝
2
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須藤以心
月変わりて「なにかをはじめなければ」と冷し中華に話しかけたり
3
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蒼井 月子
火照る陽の視線は乞わず夕化粧導く時間に月も間に合う
5
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真山千展
知らなくてよい事ばかり受信する「今年の夏に結婚します」
7
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ほたる
体内に錘一つを持っている 胃薬一錠まどろみの午後
8
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けにちん
さざなみに出来ては消える泡を見て今日の自分を重ねて泣いた
2
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けにちん
ネクタイの結び目なおす指先に夜とは違う女性と感じ
1
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由良
夕暮れに抗うように鳴く蝉は生まれて今日で何日目だろう
6
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ふきのとう
まだ細きあおみの残る人参をぽりぽりと食むビールのつまみ
13
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薫智
片隅に取り残された想い出は綺麗すぎたよ痛いくらいに
14
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シュンイチ
まっさらなマウンドに足踏み入れるようにぼくらは夏を迎える
9
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晴流奏
生きるとは急かされ仕方なく乗った特急列車に慣れて行く事
12
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れいこ
代表に古豪強豪そろう中 初出場の九校まぶし
3
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薫智
流れ出た汗の染み込むグラウンド選手としてはもう戻れない
7
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つくしめ
あの日より父の背中がちいさくて 私はだんだん幼子になる
7
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聴雨
玉梓をあかき曽呂利の花入にさして待ちたる夕月夜かな
13
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透子
薄曇りのひなた選んでゆく君のつま先に踊る淡い夏の陽
4
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透子
吹く風の水の匂いに揺れている青い稲穂とわたしのこころ
7
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舞
逝く人を偲びて酔わん盂蘭盆会呑みて語るも供養とぞ知る
12
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由良
ケータイを珍しそうにガン見する子猫を撮す右手が笑う
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