恣翁のお気に入りの歌一覧
舞
残る夏寂しげに鳴る風鈴にまだ生きてると蝉の応えて
12
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価格未定
眠いのは実験中のフラスコの酸で溺れる妖精のせい
6
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詠み人知らず
やむるときになりてはじめておもいたり教師がどれだけ生き甲斐だったか
8
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平 美盛
仰ぎ見た 蒼空に飛ぶ 赤とんぼ 秋の気配が あちらこちらに
6
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さささささ
初恋のクラスメートと同じ姓の気になる歌人若山牧水
9
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さる
いつか来た道と思ひてわが孫の話ききつつ昔を思ふ
11
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けにちん
目の前に立つ無精髭をたくわえた人が自分と5秒後に知る
4
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ゆうくん
螻蛄鳴けり 耳に一縷の 夢残し 夜明けとともに 眠る地の歌
2
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ケンイチ
倉庫しか見えぬホテルに篭りいて更けゆく花の都の夜は
16
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元円
高台のテニスコートのフェンス沿い伸びた草にも秋の風吹く
7
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只野ハル
三回忌集いし中に知己のなく俯いてスマホに歌を詠む
3
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みやこうまし
親父ほど母親の面倒みれぬと言う介護に怯む息子の返事
12
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車男
独り座しライブカメラを映し出す摩周湖きょうは秋深く澄む
13
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詠人不知
風鈴の一つ二つと鳴りおえて秋の訪ない爽やかさ知る
11
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紫苑
むらぎもの心ばかりに北の地の稔りあがなふ秋ひと日かな
15
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詠み人知らず
草取りをすませた庭のすみつこにおじぎ草の芽さわると閉じぬ
9
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三沢左右
初秋の夜道に廻る自転車のスポークの下蝉眠りをり
21
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さささささ
つぶされた空き缶二つ寄り添って昨日の晩酌父母の語らい
7
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ゆうくん
朝市の 棚に見つけた 豆鯵の 背に光る海 秋のそよ風
7
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ゆうくん
山道に 緑 化粧の 雨に濡れ 白粉花の 紅がさす森
2
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