恣翁のお気に入りの歌一覧
水中あやめ
照り映ゆる雲なき空に学舎を訪ぬる子らが眩しかりけり
6
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たんぽぽすずめ。
今年さあ一番美味いもの何?に君と食べてる ラーメンと言ふ
6
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紫苑
隔たれてそも風狂の人なりきくぢら雲なと浮かぶ青凪
11
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みやこうまし
道の辺に蝉の骸の散らばりて荒れし葉叢に蟋蟀の声
13
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葵の助
友達に子供が産まれたババ抜きのごと押しつける子供服かな
3
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沙枝
目指してた素敵な女になれぬまま坂を下っていたのだ私
9
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ふきのとう
胸を張り青空あおぐ我が頬を撫でゆく風は生きる力を
12
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陽だまり
冷ややかを感じるつま先なによりも真っ先気がつく秋の氣配に
4
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笑能子
稲の海鷺ひとたりの佇みて深き思案の影のばしたる
6
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山桃
きみとゆくその朝ぼらけ昇る日の目尻に刷ける紅の雲
10
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日央
秋の陽の眩しき空に手を翳せば 指間に光る金のトパァズ
4
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葵の助
三十年前の自分を棚に上げ息子に泣くなと夫は叱る
3
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七色コイン
一人酔うベッドの横に空き缶が弾けるように転がったんだ
7
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岩崎純一(純星)
逢ふことは硯のかたき闇の色思ふ心を摩るとばかりに
5
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ふきのとう
四十度の高熱を出しあえぐ子を胸に抱けば鼓動の響ける
8
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こぐまじゅんこ
家族にも気配りはいるよお互いに思い通りになるわけじゃない
5
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詠み人知らず
恋人と別れたというその声に秘めた欲望見逃すものか
4
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ふくちゃん
負け犬の遠吠えの意味 身にしみて 好きに生きるは 結構面倒
3
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今村りいこ
小菊摘みひいじいさまに供へやう記憶なき人なれど曾祖父
1
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まるたまる
君だけが心変わりをした訳じゃないんだからね!せめて強がる
10
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