恣翁のお気に入りの歌一覧
山桃
そつと出す昨日の団子に尾花添へ飲み直さうよいざよひの月
16
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ゆうくん
澄み渡る 空に流れる 風の音は 月の女神の 囁きの声
3
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赤橙黄緑
まだ肌に夏を感じる陽射しでも見上げてみれば高い秋空
6
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みやこうまし
成りたくて孤高になった訳じゃない高空にあり見下ろせる鳶
9
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舞
杖突きて通勤をする人ありて前見る瞳ぶれることなく
8
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赤橙黄緑
昨晩はカーテンの隙間のぞいていた月が今夜は真上で笑う
3
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ほたる
くっきりと正しい形の月よりもすこし歪なわたしの満月
20
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若楓
指先も触れ得ぬ君の肩の端に寄り添ってみる秋の満月
11
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聴雨
をりをりに絹雲まとふ月影に灯り落として親しむゆふべ
20
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葵の助
お月さまついてくるねと不思議がる誰もが通る道を君も、今日
5
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紫苑
すべらかに床を流るる望月の影は今宵を異界とやせむ
13
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楓
十五夜のまあるい月と膝枕耳に流るは拓郎の歌
11
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詩月恵
狼になったあなたを見たいから月の光を浴びて待ってる
10
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麻倉ゆえ
満月が魂を抜く十五夜の光が眩しすぎて逃げ出す
5
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七色コイン
酔いつぶれ僕のかたわら転ぶきみ添い寝で月を愛ではしないか
15
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只野ハル
変わらない幸せなどはなく変えようのない不幸せだけがある
3
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芳立
酔ひ痴れて君はだれかに添へばいいぼくが独りで見る月だから
17
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凍
満月が綺麗ですねとメールした。もちろん漱石的な意味で。
6
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和
いさかいの後ベランダの蛍火が飛んでいきそうあの日の君へ
3
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でくのぼう
更地ゆゑ悲しみ忘る道もなくただ茫洋と立ち盡くすのみ
14
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