灰色猫のお気に入りの歌一覧
真雪
通学路 アスファルトの陽炎が 幼い日々の幻見せる
3
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秋日好
敗戦を独立記念と祝う人 外に数多にあること思いて
16
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ふじこ
為すべきを為さんとすればたちまちに開けるものが道なのだろう
12
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真雪
月光の道路で踊るバレリーナ野良猫だけがそれを見ている
4
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さへき さうじん
健康児 コントラストをより強め 制服姿で けふ登校す
6
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秋日好
「重くってウザいんじゃない」きみの声聞こえてきそう、もし知ってれば
10
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秋日好
忘られで妬ましものは里親の空回りする「好き惜しみ」かな
15
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安井シンゴ
バス停に名を刻みたる中福良橋の長さは五メートル弱
9
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秋日好
相見え市街を歩く秋好日思い巡らす咲くやこの花
15
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中野美雄
しののめの霧のしめらに たち迷ひ 心ぐければ朝明を待てる
8
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まあさ
山に餌が ないのか山も 暑いのか 市街地の川で 遊ぶウリ坊
21
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inosann
数千年数万年で刻む様な縄文時代のその日の暮らし
19
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林林
新たなる再出発のお弁当はお盆の煮物 サラダ だし巻き
29
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川島さかな
五時半に赤子の声で目がさめるそうだ写真の整理をしよう
7
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林林
送り火のあと残された我々は翌年に向け善行を積む
19
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詠み人知らず
手に負えぬ不埒な夢に濡れる頬 ハート泥棒心返して
12
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詠み人知らず
スポーツで はぐくむ友情長続き 共に苦しみ 楽しみ分ければ
13
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詠み人知らず
マッサージ 料金払ひて受けながら 己の身体に謝らせらるる
9
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詠み人知らず
妖精は皆 憧るるボヘミアン 歌声にただ聞き惚るる子猿
9
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詠み人知らず
瓶の汗 指で拭へば泡粒が 透ける黄金をのぼりて弾く
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