詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
名鈴
物語は 心の御饗 やも知れぬ 度度聞きたし 子に語りたし
15
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夏深
わずかでも煌めいていたあの日々が思えばいつか心の支え
15
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滝川昌之
手水舎に映る紅葉と浮くモミジどちら掬えど小々波の立つ
19
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横井 信
沈みゆく冬日を胸に受けとめて暮れゆく町にひろがるチャイム
13
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名鈴
君に恋ふ 思ひも言わで 身を尽くす 鳴かずに燃ゆる 蛍のごとく
19
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ななかまど
一日に一首詠まんと言の葉を空に探せば師走の小雪
14
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滝川昌之
溜めるだけ朝陽溜めてはこぼれ落つ冬の泪のごとき結露よ
20
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横井 信
年末に片付けてゆく本棚へそっと戻した思い出の本
15
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名鈴
わりなくも 寄り付きたけれど 物怖ぢす いかで見付くや 相思ふ人
19
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夏深
風止みし夜に裸木そびえ立つ傍らに月白く侍らせ
9
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舞
追い来たる老いてゆものを背に負いて美味しくもなき歳をまた喰う
11
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ななかまど
いつまでも尖がる心よ虚しかり堪忍袋つくろうは吾
9
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夕夏
はなもはもみきさえすこしひかえめにほんのりあかくふゆざくらあり
5
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蔓葵
天の河秋の逢ふ瀬の外なれば氷りてわたる冬の夜の月
13
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ななかまど
やわき陽に冬田しずかに眠りたり年を越さずに逝く友の列
9
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高松 蓮
時過ぎて 柔く積もりし 黄葉は 千々に砕けぬ 悲しき足跡
9
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西村 由佳里
青空を支えるように君は立つ赤銅色の枝葉広げて
7
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千映
生きてきた年月すべて脱ぎ捨ててもう一度スタート台に立ちたい
9
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ながさき
これほどに かがやく君に 出逢うふとは 思ひもせずに 夜空をあほぐ
12
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夢士
一万歩めざしテクテク師走の夜歩く老爺を照らす満月
9
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