美津村のお気に入りの歌一覧
ほの香
小引き出し少し開けてはすぐ閉める母の秘密が隠れていそうで・・
21
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きむら しんいち
ポップコーンが弾けはじめるかのようにぽぽと桜のつぼみがひらく
3
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小林道憲
両岸に桜並木は連なりて 逆さの影のさざ波に揺れ
16
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如月弥生
君と歩く春の香りの満つる街正面を見て前を見つめて
2
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もなca
夕闇にあわきひかりを放つごと木蓮の花の白きわだちぬ
21
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へし切
哀しみの吾のこころを酌みもせず今を盛りと咲く花ざくら
45
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朝がお
いつからか母の背中の小さきに車いすのみ大きく見えて
23
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柳井サラ
雨宿り二人で一緒に空仰ぐ虹を待つ君に差し出す傘はなく
2
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舞
妻買いし御守りの鈴軽やかに朝ゆく吾れに無事に帰れと
7
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いわお
水止める 火を消す 今日は燃えるごみ 短冊貼りて ひとり生きし母
12
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葉月きらら☆
戒めの為に切った髪の毛がくるりとはねて恋したくなる
15
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もなca
誰もみな歩幅ゆるめて見上げおり いま満開の河津桜を
16
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へし切
ツンとして空を見上げて知らぬげに吾を誘ふや白蓮の花
22
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詠み人知らず
いちごパフェ底の底まで掘りすすむ 長広舌を聞き流しつつ
5
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葉月きらら☆
消せないでいた番号の発信を酔った勢いで押したくなる夜
22
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inosann
「いつまでもあなたと一緒」と言う妻を拠りどころにして家路を急ぐ
22
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由縁
昼寝する夫の休暇邪魔せずに われも夢見るスリリングラヴ
3
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へし切
ぞっとするあの日あの時あの電車いつも通りに乗っていたらと
26
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きむら しんいち
敗戦を泣き顔で笑う人が言う「わたしが一番きれいだったとき」
1
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ほの香
箍 外し、理 外し、倫 外れ、 惑ひの春に生き方を撰る
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