恣翁のお気に入りの歌一覧
舞
秋風に揺れるも楽し青空と色を競える秋桜の花
18
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紫草
業の夜毒吐く蜘蛛が巣をはりて 惡心喰ひて育ちゆきます
6
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たんぽぽすずめ。
触れたれば金の輪を持つ黒き目の鸚哥見つめし冴ゆる朝かな
13
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卯月
未来とか語れる今が楽しくて僕らは世界の中心だった
8
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妃兎
無地のセーター 小花の下着女心は意外とシャイです
1
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ケンイチ
朝もやの裏路地に行き互ひたる娼婦の影を後ろに追へば
12
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くりくりまろん
便覧に目を通しつつ自室にて寝転ぶ秋の夜長は愉し
4
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しまじま
茜さす 夕陽に染まり うろこ雲 後ろ姿の 鳶消え去りぬ
3
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千巻
靴修理磨いてくれたおじさんの荒れた手にこそクリーム塗りたい
7
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くりくりまろん
ティッシュにて紙縒りを作り鼻に挿しくさめするほど長閑なる時
4
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たんぽぽすずめ。
ウイスキーを空けるペースが早すぎと言い出しそうにレジ打つあの娘
16
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七色コイン
亡き父のガラクタ集め見入るなり涙溢れてとどまり知らぬ
27
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三沢左右
陽光に浴し カラスは丸き眼に人とふ輝石ひとつ映しき
13
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光源氏
あでやかな柳の腰に頬被り夢にいざなふ路地の三味線
13
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七色コイン
あの世行き親父と会って酌み交わす肴じゃこ天、宇和島の味
14
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こはぎ
君なんかもう好きじゃないと傷付ける言葉隠して沈黙の棘
1
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雛
秋風が私の心軽くする全てのものが輝く一日
6
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半格斎
己が名に「ちやん」つけて云ふきみにまね我が名に「ちやん」を声落とし云ふ
16
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猿ノ丞狂介
オシムらの人の心を知らぬまにサムライジャパンはなぞ鞠を蹴る
5
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庭鳥
首都圏の土産代わりに台風は菊鉢連れて去ったのでした
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