詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
万陽
散る桜 その身を雨に 任せても自己の雅は なお色あせず
14
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千映
入園の息子「じゃあね」と手を振って教室に消える安堵と寂しさ
14
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まあさ
春という 季節は優しい 顔をして 時に妖しい 果実を投げる
22
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西村 由佳里
心臓がきゅっと縮んで飛びはねて冷静の手を握って逃げた
8
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滝川昌之
水鳥が飛び立ちゆらす川面にはいくつもできる花ラテアート
20
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九條千鶴
チャペルから仄かに漏れる讃美歌に涙を落とす老木桜
11
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ラベンダー
桜散り 若葉が出でる 青空の 或る日に祖父は 逝きて帰らぬ
20
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詠み人知らず
ヒソヒソと囁かるる耳 こそばゆく 子猿堪らず 肩竦みけり
12
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詠み人知らず
初夏の風 艶黒髪の香りゆらり 白ブラウスの胸元透かせつ
17
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沙久
久々に恋で動揺しまくりで皆様のお歌拝読できず
17
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滝川昌之
日曜の 「小さな旅」の メロディーと ゆっくり覚める 珈琲の朝
27
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みろく
君が置く柄杓に落ちる桜花 水琴窟が音を合わせた
40
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まあさ
満開の 桜(はな)に集まる 朝日さえ 跳ね返すように 輝く桜(さくら)
25
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inosann
手を腰に当てつつ頼る妻のため容易い事と助けてやるなり
15
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工藤吉生
夕方を夜にしてゆく圧力のあるかないかの甘い香りだ
10
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沙久
嬉しいも悲しいも涙一粒で表現している人間ってやつは
19
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詠み人知らず
寒空に耐える手のひら赤くなり互いの残業をねぎらう
7
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九條千鶴
柔らかな春のひかりに包まれた蒲公英たちが笑っている
7
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石川順一
青草は紫雲英と共に生える田に蒲公英生える蝶々飛び降り
13
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千草ななせ
くるしいな。仕事やめたい行きたくない 他に楽しいことはないかな。
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