ながさきのお気に入りの歌一覧
紫苑
暑さゆゑ我をいとへることば容れかかへてかへる冬瓜ひとつ
13
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詠み人知らず
おじいちゃん無事に着いたら掛けてねと精霊舟にケイタイ乗せる
8
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舞
刈られても刈られてもなを夏草の命湧き出す有れや吾れにも
7
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秋日好
ずぶ濡れになりて畑より持ち帰るとげの鋭いキュウリ一本
9
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すばる
本当の事を聞けずに自転車で海まで飛ばす八月の夜
22
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すばる
コーヒーが冷め切る前に出て行って冷たい嘘に凍えてしまう
17
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秋日好
口論の後にふらりと自転車で出ていく母を案じた姉弟
7
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秋日好
ひどければ成人できぬひともある五十三歳心に祈れ
6
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みやこうまし
台風に雨漏り無くてほっとする 古家に住む老いの気がかり
16
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詠み人知らず
もちもちの吾子のほっぺを叩いたら こちらが泣けるお仕置きになり
16
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みなま
台風一過まだ薄日さす遊歩道待ちかねたキミの巻き尾が弾む
12
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つゆくさ
たぶん君 そこにいるから おはよう!って 言いたくなるよ いってらっしゃい!
7
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南美帆
雨水が海に向かうごと流れ込み私の中で溺れる君は
11
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夢士
野分け去り夕焼けの峰群青に窓を開くれば虫の声聞く
15
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紹益
この世では 届くことなき 恋ごころ 灯篭託す 精霊流し
17
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つゆくさ
トタン屋根 ポツンポツンと雨の音濡れてないかな洗濯物は
7
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へし切
蝉が泣く命惜しめと諭すがに争い絶へぬ人の世を見て
29
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水ノ衣
水槽を我が物顔で行く大魚我は揺られし水草見入り
11
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水ノ衣
腕の中眠りし子の重み感ず何時の間にやら育ち行くもの
15
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水ノ衣
水族館揺られ揺られし海月らの動きに我が目もたゆたう如し
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