ケンイチのお気に入りの歌一覧
まるを
めいっぱい笑顔で過ごした勲章の横皺が好き隠さないでよ
4
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里香
濡れに濡れ二つ咲き初めし枝折りぬ 甘き香りの イジュの花かな
4
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恣翁
夏の日の永きを 虻の伝ふがに 葡萄棚にぞ 群れて唸れる
13
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横井 信
再開のときは近づく昨晩の雨にうたれてうつむくツツジ
11
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水紫
誰もいない客間にぽつんと一輪挿し化粧もしたのに待ち人は来ず
13
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名鈴
朝夕に 輪の方々の 新しき 歌あまた見え 心ときめきす
9
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松本直哉
さみどりの豆ひつそりとさやのなかひしめきあうてみのるはつなつ
11
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クロネコ
風注ぐ 川瀬の萌黄の葦の葉の さざなみ聴けば 夏は来たれり
12
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灰色猫
ありのまま自然を表す言の葉がないから地球は素晴らしいんだ
13
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灰色猫
叶わない夢などないと駅前で叶わぬ夢を奏でていたの
13
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水紫
大雪原フォーク滑らすチーズケーキ底に埋まってるベリーの宝石
6
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舞
山の幸手のひらに受け湧き水を妻といただく青空の下
8
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水紫
足踏まれ誰ぞと見ればロボ掃除機乗り上げ轢きつ痛い車輪跡
6
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吉野 鮎
たつぷりと水ふくむ氣の朝の道 息苦しますく忙しこゑ雲雀
9
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聴雨
久方の風ひるがえすカーテンの裾もてあそぶ中也の詩集
13
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芳立
夏は来ぬ窓べにそれは見えずともみどりの薫る風にこそ知れ
5
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灰色猫
浮かばねば浮かばぬままに言の葉の海をただよう舵なき心
15
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舞
花のなかオッサンひとり母の日の花予約する多分親不孝者
6
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あゆか
図書館に行けない五月レポートが進まないのに発表会が
7
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幸子
寝静まる住宅街に音もなくまたたき続く夜の信号機
8
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