みをつくしのお気に入りの歌一覧
宇佐木芙和子
神風や 吹く方行くは紅葉舟 五十鈴川の流れ 緩々
3
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宇佐木芙和子
ひとりきり歩く夕暮れ ふた粒の金平糖を口に含ませ
6
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名鈴
我もまた 手折られたりし 枝のひとつ 君の情けの なからば果てむ
11
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名鈴
錦かと 見る夕影も 別るるべき 時告ぐるなら 明かきままあれ
7
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滝川昌之
毬の中 三つ並んだ栗の実の真ん中だけが知るシンメトリー
18
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ななかまど
秋あかねくいっくいっと空に舞うあくがれており天賦持たずば
11
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名鈴
吹く風は やや寒けれど 我を引く 汝の掌 温く快し
7
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名鈴
名にし負ふ 逢坂花を 見てしがな よも二人塞く 守りはあらじな
7
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名鈴
恋しかる 君に少しも うつくしと 覚えさせたし 薄く化粧す
7
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KEN
彩の日々 風の隨に 失ふも 散らず萎れず 秋の紫陽花
9
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名鈴
一人居て 思ひ集むる ことどもも 汝が顔見れば たちまちに消ゆ
11
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横井 信
山寺へ枯れ葉踏みしめ神無月刈田にのぼる野焼きの煙り
12
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さちこ
満開の花の香りを使者に立て吾を招き寄すキンモクセイかな
8
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滝川昌之
完治してリハビリ室を出る俺を気丈に祝う出れぬ老い友
17
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ななかまど
実は熟れて倒れし稲を起こすとき日の恵みなき細き茎見ゆ
13
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舞
遠き日の吾と語らう秋の夜の酒は静かに酔いの沁みゆく
10
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名鈴
花散れど 結びし実には なほ多き 種ぞ控えて 汝を慰めむ
13
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灰色猫
伝えたい言葉がきっとあったんだ心が愛を知りたがってる
8
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灰色猫
自らが己の愛でないのなら誰を愛してやれるでしょうか
6
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灰色猫
愛だけじゃ優しさだけじゃ癒せない心に傷はまだありますか
7
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