詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
日の本のチキンラーメン ひと手間で トマト香れるイタリアンかな
10
もっと見る
詠み人知らず
ぐすぐすと燃ゆる息吐き 吾の背に顔埋めなば 涙滲みたり
8
もっと見る
詠み人知らず
舞ふ花弁 道ゆく人に纏はれば 笑みみ顰めみ 銘々が面
7
もっと見る
詠み人知らず
石畳の 上に散りぼふ紅き花弁 風立ちぬれば螺旋に舞へり
13
もっと見る
赤石仙人
尾張野の遙かに望む天と地と雪に輝くたをやかな峰
7
もっと見る
赤石仙人
學び舎の窓より望む名古屋城金の鯱(しゃちほこ)冑の如し
6
もっと見る
赤石仙人
手術にて子猫(チロ)を預けたその夜は家族の如き缺けた靜けさ
5
もっと見る
inosann
ゆっくりと只ゆっくりと過ぎていく九十路越える義母の空間
22
もっと見る
舞
白神の雪置く山に北からの使者の声する白鳥の歌
12
もっと見る
明星
新聞の紙リサイクル囘收日門の前まで取りに來るなんて
6
もっと見る
秋日好
台座上脱がされていく愉悦には身体も震え心も奮え
11
もっと見る
秋日好
不機嫌な夫の顔はただ単にかぼちゃスープを無視したせいで
12
もっと見る
秋日好
キスよりも魔法の籠った薬缶水どんな王子も目を覚まさんと
11
もっと見る
秋日好
この肩に止まっておくれ今だけは心が鉛に変わる瞬間
15
もっと見る
工藤吉生
何をしても誰かの真似になる不安とっくのとうに言い尽くされた
8
もっと見る
秋日好
鉛なら心痛無きと思えども生きろ病床六尺であれ
15
もっと見る
詠み人知らず
公園でパンをちぎってハトにやり今日も平和が維持されている
5
もっと見る
日置鳩子
三歳と溶接マスク越しに見た脱皮したての緑の太陽
13
もっと見る
煩悩
かがやいてそしてかすかにうつむいて海へざぶんととびこむ珊瑚になるまで
7
もっと見る
日置鳩子
溶けきれずカップの底に残りたる砂糖のような君の眼差し
24
もっと見る
[1]
<<
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
>>
[280]