白川剛のお気に入りの歌一覧
浅草大将
海ばらに霧のしら浪たつひ崎たつきも見えで漕ぐ舟やある
10
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光源氏
ほととぎす過ぎゆく方をながむれどただふる袖に月は濡れゆく
9
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紫苑
そも厭ひ容るる叫びや鳥女群れる表紙を指さきに愛づ
10
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あそびくも
秋めくも車の宿に隠れんぼ潜みし夏は鬼待ちかまふ
12
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浅草大将
常しへに秋にしありや竜田川凍る水面に紅葉とどめて
5
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恣翁
暑雨止みて 軒の滴の 乾く頃 虹陽に断たれ 人ぞ出で来し
21
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光源氏
果てもなき思ひは月にとどくらむうつす水面にしづごころなく
10
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浅草大将
朝凍に霧立ち昇るあけそめの海へ漕ぎゆく舟影ひとつ
5
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聴雨
夕さればにほふ茜の山の端に淡きみかづき思ひ添ふらむ
9
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白亜
向かい風 前からおまえを知ってたよ。空を飛ぼうと決めたときから。
15
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あそびくも
日に焼けた大地を駆ける山彦はころころ転ぶ童らの声
10
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紫苑
金管の響きを持ちて白百合は雲居のあをと争ひをりぬ
9
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舞
洗い髪乾くも待たず触れる手の濡れるにまかせ夜に溶けゆく
28
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恣翁
白雨過ぎ 海松茶に川の 色変はり 擬宝珠の暮れに 濡れて光れり
22
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光源氏
行く川の別れを惜しむ秋の朝惑ひの舟を一人見送り
6
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まるたまる
継続は力なりだと教えられ三年目のうた君に捧げる
13
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七色コイン
君はもう忘れただろう幼き日 花咲く丘で契ったことを
10
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まるえふ
勇ましく鎧甲を脱ぎ捨てて蝉合戦に吾はヌケガラ
6
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浅草大将
日の本の和き調べも否みつまからごとばかり並べたてつつ
11
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聴雨
白花のとをにひとつはあを浮かべ水に涼しきけさの朝顔
16
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