小林道憲のお気に入りの歌一覧
みなま
再會は五十餘歳の彼のまま 婆のあたしに氣が附くかしら
11
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舞
吾が後に従い歩む背の曲がる母如何に見る吾れの背中を
4
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文麿
すずらんに一目惚れせりうかされて朝夕かよふ人目忍びて
15
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舞
吾が後を従い歩む背の曲がる母如何に見る吾れの背中を
15
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inosann
配置薬の予防医療の立ち位置も行く手阻むは病院信奉
9
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ふきのとう
いつしかと疲れの残る日々となり気管支炎と診断おりる
12
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あまおう
「お子さんは、いるんですか?」と聞くきみは冥王星より外側のひと
33
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詠み人知らず
お互いに拭い合えない雨粒をもてあますまま それぞれの道
23
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春咲
落日に けふをかへりて 思へらく 人はさだめて 人と繋がれり
4
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のんぼう
ムギムギがなくなるほどに世の中は諸行無常ね あなたの愛も
7
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紫苑
すぎゆきの屍を吸うて咲く花を摘みにしままに編む三十首
12
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粕春大君
風吹けば淡きみどりのひさかたの光さしふる桜木の道
24
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蜃
喜びも悲しみもみな共にありし いつとせ重ぬ君と過ごす日
3
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只野ハル
爽やかな五月の風が吹き寄せる五月の風邪の喉がヒリヒリ
2
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蜃
硝子窓にうつし出さるる吾が姿 もの問ひたげに搖るるたそがれ
15
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胡桃
名を呼ばれ 振り返るとき目に映るわたしよ どうか愛らしくあれ
22
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もぉりもり
かぐわしい風ひとつずつ並べゆく波止場のヨットが保つ夕暮れ
5
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舞
駆け抜ける少女ら起こす旋風にバニラアイスの淡き香のする
15
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詠み人知らず
横たわる三日月の舟漕ぎ出して君の星へと航る計画
16
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遠井 海
ドタキャンをした日本当は白骨で脾臓と肺とダンスしてたの
6
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