恣翁のお気に入りの歌一覧
山本左足
灰皿に積み重なった情念が燻っている夜明けの雀荘
4
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詩月恵
五味子茶の赤にあなたを思い出す泣きだしそうな夕焼けの色
6
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敷島ヤマト
おずおずと指を絡めて歩きだす梅の香僕らを導いてゆけ
9
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あそびくも
苦吟するしかめっ面を笑むやうに春一番が吹き過ぎてゆく
19
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そらの珊瑚
あしたにはたべものもってママくるの いいこにしてたら ほめてくれるの
3
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詠み人知らず
何事もなしと診断受けし日に手持ち無沙汰に西に歩けり
6
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さる
よろよろと足もと危ふき人のある手をさしのべる者なきは哀し
11
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木綿
すやすやとパジャマの柄のプーさんも寝ているみたいおやすみなさい
4
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木綿
長いこと遠ざかってるふるさとの言葉をつかうために電話す
12
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艶羽
鮎風 胸に吹立ち 咲渡る 桜匂ひて 花片の舞ふ
5
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紫苑
ちゆんと鳴き砂を吐きたる蛤はボウルに陸の夢を見るらし
22
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詠み人知らず
早起きの冷たい雨の休日の 出社途中に休みと気づく
11
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しまじま
極楽を 知りてや鳴かむ 鶯の 誰に伝えむ 仏の心
6
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もなca
若草の萌え出す大地をうるおして細くやさしく春雨の降る
9
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あき
蕾なら春まで耐えていただろうあなたを待っていられただろう
38
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悠々
古文古語知れどかひなきいにしへの大和のこころあらざる人は
18
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yukinaga
ぬばたまの宵のしじまに恋猫の声煩わし衾かづくか
8
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山本左足
いい加減採用しろよ履歴書も数限りある資源なんだぞ
15
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山本左足
まだ俺は君に未練があるらしく嫌なとこしか思い出せない
6
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在原紀之
日本海車窓に映しきたぐにへ向かう夜汽車は舞台を降りぬ
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