小林道憲のお気に入りの歌一覧
inosann
客宅で「変えれるものが二つあり自分と未来だ」と聞いて頷く
20
もっと見る
7
電話越し繋がっていて千キロも津軽海峡も邪魔にならない
4
もっと見る
がまくん
目が覚めた布団のなかから母さんと思う気持ちのいとしさ
5
もっと見る
卯月
幼子の目の高さにて苺棚真紅の粒を実らせてをり
11
もっと見る
文麿
鼻を突く臭いドクダミ少年の路地に失くしたボールはいづこ
11
もっと見る
麻倉ゆえ
放課後の金管たちが軽々とリップスラーで飛んでいくソラ
11
もっと見る
千草
飲み込めど不意に溢るる溜め息を誰一人とて知る人もなし
16
もっと見る
紫苑
はつなつの弾丸として飛びちがふ黒きそびらよつばくらめ見ゆ
13
もっと見る
田舎人
潮騒に心洗はる朝餉には山海の幸顔和むなり
4
もっと見る
光傑
世の中は大志ありきを叫んでも飼い慣らされた犬の遠吠え
6
もっと見る
呉春
竹林のみどりゆゆしき離れ村におもい上がりのひねくれ一人
4
もっと見る
詠み人知らず
ネクタイが二本掛かったポールには あなたが呉れたTシャツ揺れる
10
もっと見る
たんぽぽすずめ。
沢の辺に託すあなたの嘆きさへ真珠は抱いて膨らむとふ
14
もっと見る
ビビ
和歌もそうキャッチコピーも呟きもそれが君なら全部ください
10
もっと見る
コロ助
尾野真千子 いい顔してる優しさがカーネーションの時より好きさ
3
もっと見る
律
はじめての ぬくもり離せぬ戸惑いに 閉じこめられる甘い檻
2
もっと見る
聴雨
移ろへる記憶たどりて歌ひろふ君の教へし花をしるべに
12
もっと見る
ichiei
「本日は、お日柄もよく」「雨じゃない」「黙って、誓いの歌が終わるまで」
4
もっと見る
朝日堂
行行子こころも揺れし手漕ぎ舟告白すべきか秘するが花か
4
もっと見る
笑能子
定まらぬ天に倣ったおつもりか肝心要の足下視ずに
9
もっと見る
[1]
<<
203
|
204
|
205
|
206
|
207
|
208
|
209
|
210
|
211
|
212
|
213
>>
[214]