恣翁のお気に入りの歌一覧
うさぎ
つらいとき「つらい」と素直に口に出すそんな人たちがうらやましい
22
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三嶋
真っ先にあの子の名前探してる 背伸びして見るクラス名簿で
21
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のんぼう
「うたのわ」で初めて評価くれた人 退会しちゃった すごく寂しい
6
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もなca
菜の花を部屋に挿すのも良いけれど日射しの中で眺めませんか
8
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山本左足
母の手にはしるひび割れ洗剤よ地球などより母に優しくせよ
6
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まるえふ
今何故か涙出そうになっているいつもの酒なはずなんだけど
21
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いちにのパッパ
一歳の薄桃色の耳裏に光透かして汚れなきかな
2
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舞
出張の羽を伸ばさん夜独りおそるべし妻携帯の鳴る
6
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舞
子を産みて叱り育てし母老いて笑みつつ歩む吾れの背の後
13
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悠々
かなしみの春よろこびの春さまざまにつばめよつばめ海超えて來い
14
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もなca
わけもなく人恋しくて缶コーヒーの温もりにさえすがりたい夜
7
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きたの小町
ビー玉を入れしコップを振り鳴らす吾子の背中ではづむ春風
7
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詠み人知らず
花明かり切なく翳る吾が胸を求むる君の花いちもんめ
15
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陽だまり
穏やかな優しい揺れがだんだんに止まるチェアのように逝きたい
9
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トモエ
傍らのきれいな人が「うぐ」という嚔をふたつして澄まし居り
3
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紫草
もの想うひとりの夜は灯りけしゆたかな闇にそっと身をおく
18
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悠々
みづからのこころに歌の涸れたるは盜む泉の恥をおもはず
12
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ゆうくん
雨に咲き 雨に散り行く 早咲きの 桜が染める 旅立ちの道
3
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詠み人知らず
夫婦なら他人行儀もほどほどに苦し紛れの仮面もしかり
4
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風橋 平
震災を割れずこらえた皿たちに選ぶ菜の花色のスポンジ
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