恣翁のお気に入りの歌一覧
悠々
死のせまる母とはしらずもぐり込むうすきふとんのうすきちぶさに・澄子
18
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しづく
きみの背にからだあずけて泣いていた自転車下る夕陽がささる
11
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詠み人知らず
送信の履歴に君の名が並び秘めてるはずの想いが残る
11
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只野ハル
ブランドを持たぬ巨大な海外のメーカーと組む国内家電
3
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希
向き合わず告げたいことがある今日は乾杯よりもドライブがいい
8
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悠々
うすあかきまるきさんごのかんざしをにぎりしめたり母のかたみと・澄子
13
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市川ありさ
君がふと肩の力をぬいたとき思い出される私でいたい
11
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とまと
良いことも悪いことも思い出は春に溶けてぼんやり明るい
8
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武田シンノスケ
肩寄せて二人歩いたこの路地を独り歩けば響く足音
5
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西村 由佳里
ドの穴をうまく埋められないままに笛の音色は空に溶けゆく
7
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環
緑色の世界を見てゐた虫の眼に燃えるグラジオラスの残照
6
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環
あたたかき風に誘はれ軍艦のただよふ春の横須賀に来ぬ
6
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山本左足
春の陽に鈍く輝くパイプ椅子数多並んでその時を待つ
4
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アンリ ミネ
まだ濡れている手紙のインクに書き終えた乾いたこころのためいきを吐く
4
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詠み人知らず
お金などさもしく溜め込むものじゃない他人様のために使い切るべし
8
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詠み人知らず
脱水が弱くなってる洗濯機はげましている日曜の朝
21
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工藤 琴子
全員の祈りがとどきますように だれの上でも月はまあるい
13
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風蘭
私まだこんな大事にされることあると思わず子供みたいに
16
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工藤吉生
リセットを押しながら切る電源のように最後は目をつむりたい
8
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もなca
佳き歌はさらっと読めてグッときてそのあとジーンと余韻が残る
8
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