恣翁のお気に入りの歌一覧
工藤吉生
男なら泣くなと言うのは涙こそ女の最終兵器だからだ
5
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詠み人知らず
思い出の書店で見つけしチェーホフの「桜の園」読む、四月の電車
5
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吉奴十三世
仕事なく物も賣れずばかなしけれわが身ひとつの不況にあらねど
4
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双星たかはる
巣立ちゆくきみへの言葉を探しては言い聞かせている花冷えの日に
2
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七色コイン
歌詠みが涙もろくて何故悪い? きみの涙は明日への一歩
12
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ふきのとう
新郎に娘を託し腕を解く無言の父は涙こらえる
12
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あき
花びらを傷む前から散らしてる桜ってのは矜恃が高い
15
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もなca
見る人の想いを染めて咲き終えた花びら運ぶ風はやさしい
13
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坂本雅則
ジハードの名の下にまた自爆テロなぜ死に急ぐイスラムの子よ
4
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木綿
逢えずともきみ住む街を通るたびやさしくぬるい春風が吹く
11
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しづく
あかねさす照らす朝日をなんとなくてもちぶさたでじっとみている
4
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光源氏
幻のすみかならずやこの庵で心静かに花鳥を聞く
15
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れお
ちっぽけな絶望の果てを歌ってよ 希望だなんて言葉ではなく
4
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環
薄日さすもみぢの青さたしかめて桜ちりしく宇治の道ゆく
3
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本間紫織
張り付いた笑顔が今日も剥がれないピエロを辞めて五年経つのに
3
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透子
葉ばかりになりしさくらの枝々にふくら雀の宿る雨の日
7
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ふきのとう
桜舞うベンチにすわる老夫婦寄り添いおうて和みのときを
15
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もなca
一面に淡き花びら敷きつめて見まがうばかりの自転車置き場
9
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もなca
遠き日の学び舎の窓うかびくる あの日も見ていた散りゆく桜
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たそがれ
心なら全部あげるよ 心しか あげれるものが他にないから
7
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