詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
大獏
レジスタンスはテロリストと定義され今日も砂漠に屍を晒す
6
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リクシアナ
樹皮冴える白樺木立葉も落ちて雨を数える晩秋の候
26
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大獏
地下鉄に鳩の鳴き声 疑問符はもの言わぬ波に押され消える
6
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舞
男子らの人物評価女子高生無邪気ななかにオニ嫁片鱗
6
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へべれけ
気も軽く通じ合える友和やかに厳しき寒さぞ 温く過ぎばや
5
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KEN
ただ寂し 風ごとふふむ 山茶花の つぼみを影に 暮れいそぐ秋
16
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芳立
いづれにも秋はふけつつ風冴えて遠く思へばともにぬくもる
5
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詠み人知らず
ドラマほどドラマチックな恋じゃないドラマよりかは痛かったけど
4
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横井 信
風涼し つる草枯れたフェンスから見通し広く溢れる陽射し
12
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へし切
この秋の野分に惑ひし桜木は紅葉をよそに枯れ葉となりぬ
28
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夢士
白鷺の飛び来る畔や秋の風じっと佇み苅田眺めむ
14
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クロネコ
奥山に 潜む秋を尋ねては 言わず語らず 不言の仔狐
7
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ひよこ豆
雨降る夜 濡れた路面の輝きにしるべ隠され焦るハンドル
20
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みなま
知らぬ家の換気扇からくる匂い愛しく思う秋の夕暮れ
8
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可不可
花の名も知らない癖に自分たちだけが華束と思ひこむ女子
11
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滝川昌之
一本の指でたたいた鍵盤の音間に聴くきみの溜め息
22
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ななかまど
山峡の里には里の十三夜ひかり尖りて秋深めゆく
12
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つちだゆういち
忘れよう君を忘れた人のこと過ぎ去りし事引きずるなかれ
13
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煩悩
ピアスを吹き抜ける風が金属音を鳴らしながら冬
8
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石川順一
葉の蜘蛛はハンター口だけ動かして時折向きを少しだけ変え
16
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