幸子のお気に入りの歌一覧
ななかまど
清らかにゴヨウツツジの花淡く那須に馴染みてつましく白し
5
もっと見る
滝川昌之
梅雨前の波打ち際でくるぶしにかかるくらいの恋を偲べば
26
もっと見る
恣翁
蒼茫と暮れむずる夏の山路にし 白く咲きたる木天蓼の花
16
もっと見る
千映
釈然としない出来事いつまでも追っているほど余裕なき日々
11
もっと見る
秋日好
咲きたいと開く花ばな 愛でたいと希うひとびと あいまに庭風
22
もっと見る
只野ハル
デイ帰り夕食残すは疲れたか目閉じ俯くあきらめ寝かす
11
もっと見る
千映
半世紀前に粋がるビニールの傘と雨靴真っ赤な水玉
9
もっと見る
石川順一
零時過ぎ胸痛起こり短歌詠むハッピープッチンプリンも食べて
15
もっと見る
工藤吉生
スランプと言われてすぐに思い出す「魔女の宅急便」のホウキを
5
もっと見る
千映
育て主に 似ているような花たちは一歩遅れて悠然と咲く
12
もっと見る
千映
母世代授業参観おしゃれの場いつもと違う着物の母で
11
もっと見る
千映
友情という花ことば山法師四枚花弁が四人に見える
14
もっと見る
ななかまど
突然の君の病が落ちつけば蛙の声をナイトキャップに
8
もっと見る
滝川昌之
水田の警邏を担うカルガモ隊二羽一組の害虫捜査
27
もっと見る
林林
柔らかく硬くて生では食べられず傷つきやすくて頑強で、梅
16
もっと見る
林林
田に土を運ぶ子たちは泥まみれ校舎屋上育つかお米
18
もっと見る
舞
名をひとつ思い出しては恋初めしひとであったとときめきは秘め
12
もっと見る
リクシアナ
年輪を読みて我が身に重ねれば四半世紀も三寸の春
22
もっと見る
KEN
久方の洋を見つめし朱の薔薇のひとよの露を包み峰風
10
もっと見る
KEN
梅雨前の雲無き月の明るさを惜しむが如く螢葉の影
17
もっと見る
[1]
<<
197
|
198
|
199
|
200
|
201
|
202
|
203
|
204
|
205
|
206
|
207
>>
[271]