青き銀椀のお気に入りの歌一覧
名鈴
檀家さへ 集はぬ夏の 村の寺 静けき蓮池 鯉らの浄土
18
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舞
はるかから天使の羽が降るように音無く積もる君への思い
155
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舞
目覚めてはまた一日をいたずらに夢みる夜も使いはたして
10
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び わ
最近は家内の笑顔多くなりわが顔も又同じなのかも
8
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KEN
白肌に 醒めゆく人か あかねさす 葉月の朝に 殘るありあけ
12
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灰色猫
力なく転がる蝉とゴミ箱とそれを見ている立秋の木々
14
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艸介
塩かけた青菜かはたまた蛞蝓か 日陰でぐにゃり とける猫かな
7
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横井 信
ゆっくりと力つきてく蝉の声 地面で休む夏色の蝶
13
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祈り花
一面の青田のそよぐ夏色の風は清かに梅雨明けを告ぐ
10
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うすべに
精霊にこの一年を感謝する 省みながら迎え火をたく
8
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可不可
銀の弾 うつなら今 この左胸 はづすと二発め 待てないよ
9
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滝川昌之
木の匙でシロップだけのかき氷 駄菓子屋 互いの舌見せ合って
20
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灰色猫
この世には私だけしかもういない燃えゆく蝉の残響の中
14
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ななかまど
核の剣いまだ納めぬ大国の空につながる広島の空
15
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舞
ヤーヤドーォの聞こえぬ夏のなぬか日の秋風近きつがる平野に
8
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名鈴
火に焼かれ 野に晒されたる その屍 目のあたりなれ 原爆ドーム
18
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恣翁
晩蝉と 集く草虫 夏惜しむ朝の 命のハーモニーかも
14
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び わ
八月は御巣鷹山の九ちゃんや忌まわしき事記憶に多く
6
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ケンイチ
こだわりを幾つか捨てて真っ直ぐな青が眩しい夏のはじまり
11
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夕夏
うたよめばごしちごしちななふしぎつきなみなればあきにかがやき
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