灰色猫のお気に入りの歌一覧
ながさき
雪山に 寒苦鳥てふ 鳥ありき 寒さに責められ 夜ごと苦しむ
13
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小林道憲
九日でこの世を去りし子の思い 胸にたちきて 今日五十回忌
8
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うすべに
虫の音の御蓋のやまのよこぐもに 居待ちの月の少し恥じらう
12
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茂作
はかなしや假りの宿りも破られて 露にきえにしますらをの夢
13
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舞
少年の 恋ささやかに ときめくは 背のびてもなを とどかぬ女へ
8
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詠み人知らず
あきらめの 肝心ならず 昔から 戸惑うよりも 向かう性格
3
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恣翁
溜息と 溶くるがごとき眼差しの俘虜となりて 退っ引きならず
12
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ななかまど
吹きわたる美瑛の丘の涼風をとらえし葉書とどく夏の日
17
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トウジさん
許されずただ前進の軌道から外れてみたって良くない?どうよ
7
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さいおん
押照而 今宵令盡与 朧月 今勿傾 如常尓
10
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へし切
涼風に虫の音のせて贈ります 想いを込めて 残暑見舞いに
12
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横井 信
ただ悔いる夏の終わりのお社にそっとしみ入る蝉のひと鳴き
10
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仙人の弟子
通夜の夜 涙に濡れた滿月を 映す川面に われ合掌し
8
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音蔵 雅秀
己が意を 伝う術無き愛し子の その苦しみを吾知るや真に
4
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へし切
禾の実る季節は 稲田から 風見の鶏が秋風を呼ぶ
12
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萱斎院
たまさかにみちゆく人のあふぎみて 光にしをるるたそかれの花
9
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夕夏
あきかぜにのりてきこゆるこおろぎのはおとがひびくへやのかたすみ
5
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舞
夕焼けの美し赤をながめ立つおのこ老いゆく影のみ残し
9
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KEN
上の句で 夏終ふらむ もし萩が 今日降る雨を 歌と標せば
12
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詠み人知らず
鳩雀 野良猫歩く 道筋に 消えた野良犬 私の記憶
3
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