河のほとりのお気に入りの歌一覧
葛城
さめざめと歎くがに降る雨脚に默し耐へつつ卯の花朽ちぬ
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葛城
緑生う川邊にありて魚釣りし晩春の贅に一日を送る
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葛城
隱遁の身にも等しきこの頃を思はざりけり世に在りし日は
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葛城
遠き日に親しみ遊ぶ野や山を幼の眼に又眺めむと
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灰色猫
ミニチュアの模型に雨を見せてやるいつかひっそり朽ちれるように
12
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灰色猫
雑巾を生きてみなさい時々はぎゅっとしぼられ背を正しなさい
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灰色猫
神様をそろそろ許してあげようか僕らは大人に成れたんだから
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灰色猫
得るものはあるんだろうか寝袋とバイクで駆けるとりあえず行く
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橘
美しい五月を設ける為に降ると思えば今日の雨も素敵さ
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橘
気候よしお天気もよし公園のベンチでチューハイ青葉見の会
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橘
近場での遊びの達人的友に一日楽しむノウハウを学ぶ
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御宿川蝉
中天に 七色の暈現れて 樹々の若葉に 一陣の風
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御宿川蝉
鶯に和して啼くやは ほととぎす 皐月待つ間の声音おさなく
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御宿川蝉
虞美人の逝きて残せし雛罌粟の 火の色揺れぬ 菖蒲の風に
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御宿川蝉
離れても絶えぬ想ひや ほととぎす 帰るにしかず と 友に伝えよ
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へし切
曇りなき鏡も裏を照らさぬを知るが誠のひとの道かな
12
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へし切
世の中に知らないことの多かりき老いてなほ知る白いたんぽぽ
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へし切
花水木はや咲き初めて世の中は時知り顔に夏の色なる
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へし切
五月来ば何を憂しとや不如帰 初声聞けば吾も侘びしも
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へし切
巣ごもりに我慢の日々の 宣言下 賑はふ街は人のそれぞれ
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