リクシアナのお気に入りの歌一覧
只野ハル
次の波早や来るらしその波が並みであればとグラフを見つつ
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只野ハル
瘦身に纏うLL触診の指易々と素肌を滑る
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只野ハル
また夜更け何とかなると思いつつ歩けるようになる気まだせぬ
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只野ハル
早々と明てはみたが戻り梅雨薄まりつぎ足すめんつゆの如
6
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只野ハル
要予約ふらっと行って入れない美術館に足が向かない
4
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舞
野の花を愛でることなき北国に風はさきがけ春を思わせ
7
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舞
さよならの余韻は今も秘めたまま夢にのみ問う名を思うとき
8
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只野ハル
さっき見た天気予報じゃ明日は雨 雨なら雨の気分になろう
8
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只野ハル
寒ければ床屋に行かず年を越す顔の半ばを覆う霜髪
6
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只野ハル
らしいこと特にせぬまま元旦も昨日の続き薄いコーヒー
7
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只野ハル
酔った目で見る手のひらのたよりなさ離れた後の消えるぬくもり
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只野ハル
せんべろの軒醒め侘し吐く息に白く霞める冬の月かな
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只野ハル
寂しいのは逢えないからではなくて逢いたい人がいないからだよ
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只野ハル
人麻呂を読みながらカーペンターズを思い出す昼酒の気まぐれ
2
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只野ハル
思い出はあるのだけれど思い出すことは稀だよ今を生きなきゃ
4
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ななかまど
小雪に遊ぶ子供の腕まぶし光うごけりインディアンサマー
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舞
萬葉を依代としていにしえの言霊たちと酌み交わす酒
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へし切
巷間に 灯りの花の咲き初めて 十一月暮れて もう冬隣り
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滝川昌之
朝もやの立つ山並に点在し車窓から狩る紅葉の清し
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滝川昌之
凪ぐ秋や 夏に生まれた海鳥はやがて凍てつく季節(とき)に気づけず
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