リクシアナのお気に入りの歌一覧
継海
走馬灯 回りそめけり水張りの月掻き分けて面影漁り
6
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夕夏
かけいぼをつけるでもなくつくるひまらいとかんすうれんぞくでたし
4
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舞
身を埋める故郷も無く台上に蟻餓えて待つ月光の刃
8
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舞
銀色の雨の滴る緑葉に囲まれ明し紫陽花の花
8
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舞
同じ花同じ道端この年も同じに咲ける人は老いるも
6
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すてら
おもい詩 いくら詠んでも あの人の エンドロールに 私は載らない
7
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すてら
目が合うと 彩られていた キャンバスは 煤に染りて 青に焦がれる
5
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舞
花かざす大宮人か今世紀万博へ行く人ら連なる
4
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舞
艶やかにおみな臍だし颯爽と夏の日の下風のごとくに
5
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びわ
ゴウヤつる網にしっかりしがみつき吾は生きると見事な主張
4
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へし切
真夏日の夜の寝屋処は 二十九度 寝も寝られずに エアコン始動
8
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ななかまど
梅雨晴れの午睡の夢にさまよえば蒸し暑ささえひとときの快
10
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松本直哉
鐘つきて余韻の長くきゆるまでたたずみをれば木に鳥の啼く
4
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うすべに
残された夢のあとさき水たまり あおぞら映す虹色に花
6
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横井 信
ビルの間の湿気った風も蒸し暑い夏至の近づく明るい家路
8
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夕夏
もういちどことばかわしてあいたいひとよげっかびじんのさくころは
5
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茂作
父の日に子から屆ゐた贈り物 吾のせしこと無きを悲しむ
11
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継海
今はまだ足元弱き早苗でもいつか大地を踏みしめて立つ
7
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恣翁
目映ゆ気に 黒き瞳を潤ませて 陽気な風に凝らしたりけり
8
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只野ハル
店主逝き跡継がぬ子ら店を閉め廃業の貼り紙シャッターに見る
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