コタローのお気に入りの歌一覧
可不可
保健室でハレンチ学園の夢を見る 訳わからない校則の果て
6
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うすべに
吹く風に水のかおりのふくらんで 夏を知らせる葉隠れの月
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萱斎院
さみだれの雲に隠れし月こがれ はなたちばなぞ闇にほのめく
8
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詠み人知らず
境遇や同じ痛みを探してる好きじゃないんだ歌を詠むのは
3
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舞
あこがれて花は愛でるも老いてなを解らぬままに恋てふものは
3
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詠み人知らず
悠久の歴史ははるか城跡に戦国武将の夢の錚々
10
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吉野 鮎
蛇の水張田渡り曵く水脈のゆふるり田面の空を亂せり
9
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吉野 鮎
繭籠り愛しみの絲紡ぎ織る苧環空繰る風の音沙汰
10
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横井 信
校庭を歓声のせて駆け抜ける運動会の風 心地よく
8
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横井 信
柔らかなみどりが揺れて砂利を踏む足音だけが静かにひびく
12
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青き銀椀
かがよへる月のまにまにゆふがほのわづかな笑みと見る想ひして
10
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由縁
今日のわれ 救うことなど できぬはず カサブランカの 甘い芳香
5
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つちだゆういち
米寿過ぎ友ら先立ち我残す黄泉の国では皆が迎えん
9
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へし切
降りやまぬ雨はなきとて世の中の身を知る雨に今日も泣き濡れ
19
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ななかまど
遠くより鼓笛の音が聞こえ来て運動会の季となる五月
5
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滝川昌之
浮き出した干潟でカニは海鳥につつかれぬよう潮まねきおり
14
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灰色猫
筍をひとつ掘るたび母を呼ぶ赤子の声が響く竹林
22
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詠み人知らず
ふわふわのヒナ愛らしい掘割に銀の雨降る柳は若緑
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松本直哉
わがこころ千千にみだれてくすのきのなみきをゆけばあはき樟の香
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由縁
断捨離で人形供養したけれど やっぱり恋しいお雛様
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