詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
真雪
真夜中に「メタモルフォーゼ!」と唱えつつ 人生初のピアスをあける
4
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詠み人知らず
幼少の頃よりの癖はからずも病と分かる今更まさか
6
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塵穴
君が居ぬ 隣の席を ただ見つめそこにあるのは わが行李のみ
3
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詠み人知らず
まどろみの波に昨日を漂えばいちばん鳥が今日を連れ来る
28
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さへき さうじん
あき来ては何をするにも佳きゆゑか ひとつ事より気が散じたり
6
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石川順一
パーで勝ちどら焼きゲットして居たり負けた人たちクッキーを取る
14
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詠み人知らず
水蜜桃うれ堕ちるままカンバスに果汁あふれて彩も貌も
7
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詠み人知らず
愛しい憎い愛しい憎いクリムトの金の瘡蓋はいで数へよ
9
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みやこうまし
陽の落ちて雲の白波いわし雲 残照に触れ 赤き絨毯
18
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サヤ
線香の煙たなびく先で舞う君の化身のような蝶々
11
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舞
たそがれる夕日を受けて一つ背も淋しくはなし暮れてゆくのみ
16
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詠み人知らず
泣きたければ のどよふ鵺に和すがよし 隠さしむこそ誰何はされね
12
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詠み人知らず
沁む真紅 向き合へばこそ見ゆる色 このままありたく焦れて泣くのに
12
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吉野 鮎
故郷の吉野川邊の宿に喰む鮎づくし美味し夏は逝き初む
14
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吉野 鮎
この道の先君眠るあきあかね群れ舞ふ空に鱗雲一條
14
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吉野 鮎
父ふたり君もまじりて謠するわたしは一人姉さま遊び
15
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灰色猫
長月や黄金に移ろう稲の穂をあと幾年月拝めるだろうか
23
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灰色猫
一日にひとつの煉瓦を積んでゆく自分が自分の城主になるまで
24
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ながさき
圧力を かけるだけでは ダメでしょう 要求聞き出し 是々非々対話
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bgvillea
ちり散りと聞こゆる窓のすずむしは閉ぢても秋のしんと入るかは
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