KENのお気に入りの歌一覧
名鈴
門脇の 桜も君に 見せばやと 色めき設く 限れる春に
10
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ななかまど
春彼岸客の帰りて一人居にフランスパンの穴もまた良し
10
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秋日好
気がつけばいつも下唇噛んでおり夫の余命知らされてから
14
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さいおん
不叶茂 登時公乎 念事波 人之為尓戸 念与吾背
12
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灰色猫
案内はもう要りません人生は私のための旅なのだから
14
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灰色猫
空白の答案用紙は十代の怒りを表す芸術でした
12
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灰色猫
百万を殺さぬために十万を爆撃するのが名案らしい
14
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ななかまど
寒あけの雨が畑に染みゆけば春のこころはせわしくなりぬ
13
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横井 信
菜の花とシロツメクサと春の風 土筆を摘んだ小川のほとり
12
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へし切
夢にのみ あひ見む人の恋ひしきに 暮るる夜ごとに思ひつつ寝む
17
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名鈴
言異なり 思ほしきこと 通はねば 語らひもただ 囀りとなる
12
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滝川昌之
送別の握手も出来ずコロナ波にスキンシップは今、難破船
19
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武蔵野
よく人に ご安全にと 言うけれど イチバン自分 危なかったな
12
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コーヤ
聞こえくる 優しき音色 メロディーの春の香の風 頬に触れゆく
5
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うすべに
十年の時をへだててうららかに 眼に沁みるのは更地の緑
12
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ななかまど
矢印を反転させて原発のないふるさとを思う十年
14
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ななかまど
余震とぞ十年過ぎて驚きぬ地球にすればほんのこの前
11
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ななかまど
雪もまた注ぐ光を好むのか輝き満ちる春の里山
10
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灰色猫
車椅子押しつつ逃げるやさしさが波にのまれて消えていく様
13
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灰色猫
ほら見てて遠隔操作するからさ月が動くよもう泣かないで
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