恣翁のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ふるさとの神社の境内イチョウの樹 ずいぶん小さくなったものだな
11
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桜園
ゆらゆらと蝶舞い降りる白萩の揺るるともなく小花こぼれぬ
17
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紫苑
源氏より名を取りしてふ秋の菓子食めば梢のはつかざわめく
5
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たんぽぽすずめ。
消しゴムで何度も消してイメージに近づく如く歌もありたし
7
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みやこうまし
悲しみに面と向かえぬ気の弱さ震災話題のチャンネル飛ばす
11
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南 骸骨
鶏頭の赤の紅さと縫い合わす花に深きの貝見る9月
1
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五穀米
商売もせしフェルメールは画業なる三十枚の絵を残したる
4
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只野ハル
また一日無為に消え逝く夕暮れの壁に映した影も俯く
4
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只野ハル
まだ暑い九月半ばの休日の午後の台所麦茶を煮出す
1
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ふきのとう
リズム良く雨落つる音聞こえきてまどろみのなか冷気覚える
11
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みみ松
背のホックとめさせし息子の顔は想像すまい母五十肩
6
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詠み人知らず
Tシャツが肌に貼りつく不快さを うまく表現できない暑い!
10
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由良
ゴミ置き場を歩く子猫の背中にも絶えることなく雨は降ってる
8
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詠み人知らず
いがみ合い罵り合える夫婦なら 添えとげられる そう信じてる
6
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はな
できるだけ軽快な曲聴きながらペダルをこいでがんばれ、あたし
10
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ベイジー
父の居ぬ二度目の秋がすぐそこに 「大丈夫」って言い聞かせてた
9
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紫苑
いはれなく怒りおぼゆる若き日にねらふ的こそ人にあらざれ
6
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舞
雨毎に繁る青葉の移ろいてあらわれ来たる秋風のいろ
5
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詠み人知らず
要るだけの魚を釣ってそれだけを きれいに食べる有り難さあり
10
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詠み人知らず
しゃくりあげ漢字書き取る子の記憶 もっとやさしくすればよかった
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