恣翁のお気に入りの歌一覧
ふきのとう
一面に真白き小花広がりて秋空に舞うメルヘンの世界
12
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五穀米
ひと房の巨峰日ごとに摘まみつつ明日はありやの寄る辺なき身は
7
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うさぎ
好きな子がいるってことを忘れそう そんな笑顔で見つめられたら
4
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薫智
優しさに触れてくたびに膨らんで破裂しそうな「好き」の風船
12
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粕春大君
夕まぐれ谷を渡るはあさきぬの木曽路を返す馬子のひき歌
17
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紫草
君の発つ足音背なで聴きながら冬でもないのに指先の冷ゆ
12
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もなca
握りしめた幼子の手が開くようにほどかれてゆくコスモスのつぼみ
18
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紫苑
音のなき宇宙をゆけばエーテルの匂ひのしたり百色眼鏡
10
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南 骸骨
前置きもなく語りだす「この辺も・・」くゆらす煙がビルたちを消す
4
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南 骸骨
閉ざされて緑道となりし川の名を知る翁座す花壇で二人
3
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桜園
彼岸明け冥土へ帰る亡き父母を見送るごとく彼岸花咲く
10
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りんご
自分ではわからないけど「いい匂い」君にだけ効くフェロモンかしら
3
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春琴
「誰にでも 優しい人」だと 教えたい 君が愛しく 想う彼女に
4
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只野ハル
半袖の腕を濡らして雨が降る素手で拭えど今朝は冷たい
3
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大隈曽良
落雷と思い飛び起き窓あける今日も元気な桜島なり
3
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夏恋
大人の関係だという割り切りがなんでこんなにほろ苦いのか
3
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ふきのとう
かけっこで金メダルとりし幼子は得意満面胸に掲げる
13
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光源氏
置く露をたれぞ見紛ふ化野のうつろふ草にのちの風吹く
5
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ふきのとう
向日葵の枯れゆくなかで秋桜は見ごろ迎へて風にたゆとふ
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光源氏
かなしびもなほ白妙の色なれや磐余の山を照らす月影
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