幸子のお気に入りの歌一覧
コタロー
鴉鳴く大樹の上で葉々搖らし遠くの鴉鳴きて答ゆる
7
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コタロー
水面蹴り前へと進むアメンボウ小さな水輪出來ては消える
8
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コタロー
朝の道日燒けしてゐるランナーが鬪志を燃やす己を燃やす
5
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詠み人知らず
戻橋 夜半に送りし手弱女が 鬼となりなば 腕 削ぐとや
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詠み人知らず
懐かしき戯れ合ひし童女と夢路に逢ふも名ぞ忘れたる
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横井 信
潮が引き干潟広がる河口から微かに香る 夏 海の風
19
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舞
自転車の母子語りつ父さんの帰る時間や晩御飯など
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滝川昌之
絶叫の得点シーンに飛び起きて眠くて消したワールドカップ
18
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ななかまど
ピザの上食み出でたりや夏野菜季節の色の躍る六月
3
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千映
町内の盛りたて役に盆踊り仮装今から思案の日々が
11
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千映
「待ってたよ」ようやく咲いた百合大輪花粉を避けて洗濯を干す
10
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工藤吉生
仰向けにさせてみたってリラックスできないようだ我が家の猫は
8
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北窓
優しいと思つたことの無い祖母に優しくないとなじられて雨
15
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藍子
薄暑なり緑の季節吹く風は汗も爽やか躍動の時
17
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へし切
知っているようで知らない事ばかり 喝! の一声 元気をもらう
17
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葱りんと
ポツポツと 今降りだした 雨音を 闇夜がしっとり 包んで耳に
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詠み人知らず
己を思ひ 然もありなむと頷きし「貧困層ほど料理をしない」
11
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詠み人知らず
水玉の撥ねては 小さき王冠を見ばやと 幼き眼据へけり
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ななかまど
じゃがいもの花の畑に草を取る手ぬぐいかぶりの母呼ぶような
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滝川昌之
雨呼べば阿夫利神社の参道の独楽を数えて雲登りくる
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