コタローのお気に入りの歌一覧
可不可
五七五七七も浮かばない タラのシラコ煮みたいな腦ミソ
8
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灰色猫
靴紐をきちんと結ぶ今日というやり直せない旅路のために
20
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灰色猫
灼熱の砂漠でぽつんと唸ってる冷蔵庫へとひきこもるぼく
17
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露草
苗木植う腰の痛みを紛らわせ鼻歌うたう年老いた母
16
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露草
生き生きと喜怒哀楽を表して人間らしく生きた我が友
10
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松本直哉
いのる手の花をひらいてときはなつ蝶のゆくへを知るよしもがな
4
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松本直哉
よりたかくよりたかくこぐぶらんこよしきゐをこえてこの世の外へ
1
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横井 信
おだやかにトンボは風を捕まえて不意に気になる小さなゆがみ
10
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横井 信
梅雨前の暑くなりそな青空を見上げてなげくかえると私
11
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扇軒主人
目に入るあずまの町の月明かり目の前浮かぶ君の顔かな
2
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扇軒主人
住の江を月で彩る寂しきに夜更けの彼も誰を想うかな
2
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芳立
あてもなき旅にしあればくさまくら夕はいづこの骨と埋もれむ
4
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芳立
しばらくは君よ若葉の光なれ日ざしに夏の色は見ゆとも
2
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KEN
雨の後 つくよみ搾る 酒に醉ひ 夜通し騷ぐ 杜鵑かな
9
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KEN
みづうみの 奧のかげろふ 戀人と 見紛ふ人影 眞砂に薄く
11
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KEN
さみどりの 千手菩薩の 指先で 輪廻輪廻と なのかを謳ふ
10
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青き銀椀
臥して夕べまれな夢見て起きしことゆめ鳥の音が歌へる如くに
10
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青き銀椀
夕暮の仕事あぐねる店先で庭師が肩で息をしてゐる
10
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青き銀椀
轟ける聲も谺も山中に鎮もりかへる啼きし後とは
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うすべに
梅雨近し 薄い青空すいこんで 色濃くひらくあじさいの花
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