横井 信のお気に入りの歌一覧
萱斎院
夕さればはかなくならむうきみにも 月やはあきの野をおもはする
10
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杜鵑草
スーパーを二軒三軒ハシゴして他人より安くかった気がする
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アシタカ
街灯に照らし出された柴犬はしばし自分の影を見つめる
7
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小林道憲
病院の窓辺に鳩のつがいきて 首振り合いて 何を語らむ
6
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うすべに
立ち待ちの月のぼってもまだ赤い 今宵もうらやむ黄色の数字
10
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柾木理花
なほ暑き名のみの秋の中にありて涼しきものは鈴虫のこゑ
7
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睡密堂
湯を沸かし麦茶を煮出す日没は早まれどまだ夏を残して
11
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詠み人知らず
良し悪しを 決める権利は 誰の口 飲めぬ言葉に 責任持てず
2
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ななかまど
朝市に見つけて嬉し布目つくむかし豆腐の包丁の跡
18
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つばす
虫の声夜空に浮ぶ満月も 夏日の一夜ちと風情なし
4
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へし切
ぼんぼりの灯りに浮かぶ風の盆 ふたつの影が哀しく揺れる
12
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夕夏
いわかんのなきかいぶんのたんかよりいわかんのなきだぶるみーにんぐ
2
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音蔵 雅秀
コロコロと 部屋の隅からコウロギの しばし聴けるや秋の奏でを
4
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舞
遠い日のふるさとの夏ともにした花火の色は鮮やかなまま
11
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なりあきら
東雲の 風に吹かれて 目を覚ます 満月浮かぶ 長月の朝
7
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び わ
満月が八十五才のお祝いを家内企画の記念旅行で
7
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茂作
誰がために鳴くや山ばとほーほーと ひたすら寂し秋の夕暮れ
12
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御茶ノ水 啓太郎
荻の葉のかずかず生ふる秋の野に待たるるものは初雁の声
8
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夕夏
なんちゅうかこうどひくくてちいさめのすーぱーむーんよぞらをてらす
3
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萱斎院
虫の音のことにいでつるあはれかな 高きくもゐに月ぞてりける
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