ななかまどのお気に入りの歌一覧
笹舟
夢うつつ 寝子が微睡む草枕 醒めるは惜しき春はあけぼの
6
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茂作
蝶々のおぼつかなげに飛びにけり 寄りて離れる乙女心や
16
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舞
その昔桜咲く頃生まれ来た女に恋し別れた記憶
5
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西手心黒
牡蠣小屋を訪れてみむ宮古みち変わりゆくなか懐かしさがし
5
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ガビー
木々の肌人の姿も明らかに 春の岩戸はわずかに開く
1
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音蔵 雅秀
たんぽぽも 白き綿毛に様変わり 風乗り飛ばんや 虎視眈々と
3
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へし切
なみなみと水を張りたる放水路 のどかなるかな釣り人の見ゆ
10
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草木藍
霧雨にジャスミン匂ふ夜明け前群れ咲く白のほのかに明し
8
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恣翁
嘴に泥を含みて 忙しげに 軒を出入りせるつばくらめ
19
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仙人の弟子
雲の間に 春の日射しが 垣間見ゆ 姿見せてよ 待ち遠しいな
4
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滝川昌之
老木の藤のか細き花房を杖のごときに棚が支える
18
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兎桃
年取れば肩の力も抜けるらし鋸も鉋も滑らかになり
5
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うすべに
青空に一ッ葉たごの雲わいて 木の下闇にも白い花咲く
8
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横井 信
春風に若葉のそよぐ山の背を列車の窓の遠くに望む
17
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茂作
立ち急ぎ春を送らんかなめ垣 紅く萠え出で夏を招かん
16
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KEN
月詠みの歌集とどきて よみびとの懐くつくよみつくづく読む夜
12
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舞
天つ風下校す子らの爽わぐ声弥栄ひらく桜つぼみも
8
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音蔵 雅秀
眠れぬと足掻くも既に夢の中 眠れしことを 目覚めてぞ知る
5
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桜田 武
今季初車庫の眠りし二輪手にすれば我も愛車も躍動す
5
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半格斎
遠山の名残りの雪をながめつつ 花冷えの街を歯医者にいそぐ
6
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