やひろのお気に入りの歌一覧
白亜
零れ出づる汗の滴は印なるらん 熱る頭に蝉の鳴き初む
6
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白亜
瓦打つ激しき雨は夕暮に咲きみだれ散る波の花かも
6
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白亜
煙りゆく街のかたちや 夕立は鬼の唸りとおもふつかのま
13
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白亜
一滴の雫が世界を知る日まで あなたの海はつづくのですね。
48
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紫草
蕗を煮る鍋はおしゃべり続けおり厨にこもる夏の灰汁の香
26
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岩崎純一(純星)
よそに聞く梅の移り香幾夜経てのちやまことの我が袖の花
8
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美津村
庭池の金魚に手出しする猫にやさしく諭して云ひ聞かす妻
17
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工藤吉生
解答欄ずっとおんなじ文字続き不安だアイアイオエエエエエエ
5
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魚住 蓮奈
星よ樹よ猫よ見てくれあたしたちラパンの屋根でキスするところ
8
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魚住 蓮奈
ぼんやりと夜のあわいに溶けこんで行方知れずの風になりたい
10
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魚住 蓮奈
きみの手がゆるりと肩にまわされてようやくわたし花束になる
33
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山本左足
坂道を「チヨコレイト!」で駆け上がる君の向かっていく先に、春
13
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山本左足
この顔にピンときたなら110番キュンときたならそれはもう恋
18
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民谷柚子
「孤独とか非孤独だとかどうでもいいから。まきびしまきたいだけだから」
1
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民谷柚子
空が青すぎてあなたの華奢な背が吸われてしまうような気がした
4
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民谷柚子
恋だとは気づかなかった ただきみの揺れるおさげを触りたかった
7
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民谷柚子
白桃を剥くてのひらによみがへるきみの薄皮 蜜滴りぬ
18
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海の月
恋の歌が滴るように胸に落つ。もうすぐ縁をあふれそうです。
11
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詠み人知らず
雪白にうすべにさして人肌のぬくもり知らぬ花のすがしさ
43
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たんぽぽすずめ。
肩組みぬ二人の熱に初夏の陽はほんのり陰る日傘一つや
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