灰色猫のお気に入りの歌一覧
里香
古来より 物思わする かの月に 足跡つけし 人のごと成れ
11
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茂作
なに植ゑん何を撒かんと人が問ふ 秋の野菜の畑作るころ
14
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悠久
波際にしゃがんで蟹と戯むる子大きな麦わら帽子が隠す
4
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悠久
葉の裏にべったり張り付く蛾の卵表情変えず潰してく妻
5
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へし切
散々と暑さは残る 八月尽 月も変われば 身はやはらぐや
12
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ななかまど
抽斗の言の葉ふつふつ発酵し結句にぴたりと納まる日暮れ
13
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Aquarius
嘘をつく多少のホント混ぜ込んで多少の隙を用意して置く
6
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敦希
月なら、とボタンを外す襟の内 嘘ついてないよ黙ってただけ
6
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夕夏
なんちゅうかこうどひくくてちいさめのすーぱーむーんよぞらをてらす
3
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舞
遠い日のふるさとの夏ともにした花火の色は鮮やかなまま
11
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ななかまど
朝市に見つけて嬉し布目つくむかし豆腐の包丁の跡
18
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アシタカ
街灯に照らし出された柴犬はしばし自分の影を見つめる
7
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夕夏
こういんやのごとしだれもがうらしまたろうだというきづきのはなし
5
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横井 信
時を待つバスの窓から仰ぎ見る秋めく空に大きな鳥居
11
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萱斎院
夕さればはかなくならむうきみにも 月やはあきの野をおもはする
10
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舞
青空の カケラそちこち 水たまり 眺めつ歩む 空ゆくごとく
12
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音蔵 雅秀
愛し子よ 今日も元気でありがとう 君の元気が父の生甲斐
3
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音蔵 雅秀
穭田を 耕すそばに青鷺が 掘り起こさるる餌を待つらし
5
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詠み人知らず
口づけを 交わした数は 知らないね 私のキスは 雨の一粒
6
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ななかまど
跳べるはずいや無理はできない水溜まり身ひとつ運ぶ脚を指南す
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