名鈴のお気に入りの歌一覧
灰色猫
得るものはあるんだろうか寝袋とバイクで駆けるとりあえず行く
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灰色猫
神様をそろそろ許してあげようか僕らは大人に成れたんだから
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灰色猫
雑巾を生きてみなさい時々はぎゅっとしぼられ背を正しなさい
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灰色猫
選ばれた神の子だけが知っている禁忌に飼われる家畜だそうな
12
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灰色猫
ミニチュアの模型に雨を見せてやるいつかひっそり朽ちれるように
12
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シダ
更衣すみたる人とすれ違ひよの寒さとてくさめをひとつ
7
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シダ
飛び込みてまた流されて赤蛙ながらへぬ身のさかひなるかは
5
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横井 信
水を張る稲田の裾の里山にやけに達者なウグイスの声
15
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うすべに
冷たくてみどりの雨にちさの花 しろい涙をためてうつむく
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可不可
流れるボディラインの助手席に 彼女のせたら何をハミング
6
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KEN
みづうみは 雲うち渡し 蒼の冴ゆ とまどふ初夏の 光懷きつ
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蔓葵
かがり火の影もをぐらのうかひ舟かつらの川をみがく月夜は
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普徳亭大崇
見上げれば 皐月の空は 日本晴れ げに快晴の 日和こそなれ
6
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音弥
皮肉にも連休よそに田舎での土いじりには相応しく 晴
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へし切
巣ごもりに我慢の日々の 宣言下 賑はふ街は人のそれぞれ
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葛城
隱遁の身にも等しきこの頃を思はざりけり世に在りし日は
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舞
妻問いの鹿も隠りて音もなく降る春小雨に妻と散策
5
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横井 信
物憂げな午後の時間を切り取ってひとつふたつと鳴るいなびかり
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可不可
二度寝する耳にヘリコプタァの羽音 私を町内から連れ出して
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詠み人知らず
工場のトタンの屋根に佇んだイソヒヨドリの鳴き声を聴く
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