横井 信のお気に入りの歌一覧
音蔵 雅秀
報道の サラリ伝へる災害も 長く苦しむ人々のいる
7
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かのん
長袖にまたそで通す秋の日につぎの季節のたのしみさがす
6
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舞
一頭の 蝶とまりては お辞儀する 青空に咲くコスモスの花
11
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茂作
夜を寒み寢覺めて見れば明々と 雲なき空に月立ちのぼる
14
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び わ
珍しくトンボが庭にじっとして彼岸過ぎ行き気候急変
4
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杜鵑草
なにとなく秋は寂しき心地して狹庭の虫とたはぶるるかな
12
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空き缶
色の無き風頬撫でて煙草消す父母見送りてかろき身となり
9
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海月琉珠
里山の雨水に芽吹き葉も落ちて我が人生の秋も深まる
4
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小林道憲
魂が躰のなかで泪する しずかにひととき泣かせてやりぬ
6
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うすべに
鐘の鳴るつるべおとしをなぐさめる 黄色ふかめる上弦の月
11
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滝川昌之
居酒屋で追加オーダーするごとく俺の麻酔を指示する歯科医
15
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ななかまど
我のこと時に小さくさらけ出す一期一会の旅の出会いに
16
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詠み人知らず
歩きにて 腰の爆弾 ぶら下げて 買い物行くか 悩む年齢
4
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音蔵 雅秀
夜空染む 花火大会華やはり トリの息呑む儚絶景
3
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なりあきら
気まぐれな 秋空に浮く 月なれば 雲に隠れて 姿も見せず
4
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舞
角打ちの苦が酒を呑む男の子らのやさし背中の戦士の休憩
7
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び わ
彼岸花子茎六本不思議にも一つ劣らず美しく咲き
7
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茂作
妻のいぬ一夜と知るやきりぎりす ゐたくな鳴きそ聲ぞ哀しき
14
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仙人の弟子
夕暮れのやさしい光しみじみと なぜか切なき夏の思い出
8
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萱斎院
ふたばより心かけにしむらさきの まがきの菊もうつろひにけり
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