名鈴のお気に入りの歌一覧
び わ
母の日に息子夫婦の贈り物紫陽花ブルー愛をにじませ
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舞
葉桜に春の名残りの水溜まり花の筏を見る者もなく
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おわた
丑の刻 保線列車の ともす灯か 行く手は遥か 空際の先
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横井 信
穏やかに本を閉じれば夏の日の余韻をひいて休みは終わる
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うすべに
街灯のあかりやさしく石畳 映画の中へホスポダの夜
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可不可
近すぎるマスク外して見せ合ふ 時に口角炎だったら
5
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さいおん
夏去而 何渡来 杜鵑乃 声乎之聞者 亦巡来奴
10
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トウジさん
一毛は績みて紡ぐもて成ずなり引かさる吾は豈為果すや
5
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草木藍
慣れた道カーブの先にイノシシがお互い仰天しばしお見合い
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ななかまど
窓染める桜のみどり濃くなりて椅子に馴染めば夏近づけり
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へし切
昔へや今も恋しきしのぶ草なきにつけても恋ひまさりけり
10
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蔓葵
昔こそむなしき舟を結びしか今は嬉しきつなかけの松
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桃山
初夏の風翼で切りて川面飛ぶ燕よ餌は足りていそうか
8
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葛城
蒼穹に梢差し伸べ柔らかに溶け込むばかり桐の花色
15
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灰色猫
ペン先に住んでいるのは理性だと信じていたけど恋だったのか
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灰色猫
恋だとかみそひともじで歌っても未熟だからさ募るばかりさ
14
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灰色猫
下手くそな褒め方だけど笑ってよ今夜の君は完璧だから
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灰色猫
老いてゆく目尻がゆるむ愛しくて世界は君に微笑むからね
12
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灰色猫
微笑みに微笑んでいる温もりに愛と名づけて構わないかな
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草木藍
驚きぬ住宅街のイノシシにされどかつては彼らの棲家
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