コタローのお気に入りの歌一覧
夕夏
ねさげしたかいだんじょうでじょうだんのじょうきょうかえずみさげたものだ
3
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舞
水無月の梅雨無き初夏の北の国無限視界の青空の風
5
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舞
問う名には応えはなくて残された記憶のなかの花の色彩
3
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十進
端居して夕闇迫りふと吾に返りし空に一筋の影
7
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十進
蒼茫の海の浜辺に蟹の穴はるかに見ゆる客船の窓
8
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西村 由佳里
コーヒーをふくむ熱いとただ思う風に揺れいるタオル見ながら
3
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滝川昌之
存在を消せる資質が大切と司書はいつでも小声で話す
20
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可不可
夜空うつす凪ぎへ投網うっても 星屑ひとつ漁れない癖に
6
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もみじ☆彡
橘の 散りゆくさまも つつましく 香はとどまりて 花散里に
11
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ななかまど
前置きの長き話に腰折れて冷めたるお茶に救い求める
5
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ななかまど
空あおぎ雨のめぐみに畑を見る青葉に落ちる音聞きながら
5
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ななかまど
五月尽若葉が青葉に変わりたり羽化終えし子が背広着こなす
7
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ななかまど
赤き薔薇其れは其れはと惹かれるも幾多の棘をかくしもちおり
5
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ななかまど
川明かりとぎれとぎれに夕河鹿きく耳澄みて闇すすみおり
4
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行宮偏(仮之名)
陋巷は木賃宿より洩る明かり 人いきれして門辺の吐息
8
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行宮偏(仮之名)
六月が始まる頃の宵の青 水気満ち寄せ 洞窟の街
8
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詠み人知らず
五月果つ見渡す限り深緑の照り映ゆひかり暑さに向かふ
7
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詠み人知らず
ほつほつと紫陽花の青咲きはじむ庭に星くづ散りばむ夕景
11
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詠み人知らず
眺めゐる夕日の植田に白鷺の舞ひ降る影のすがた麗し
9
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恣翁
歓楽のざわめき乗せし浮気風 上野の森を 紅く酔はしむ
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